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漫画感想 #9 :プラチナエンド

はじめに

 この記事は、かなりの数の漫画タイトルを読んできて、個人的に面白かったのは何かな~なんて考えたときに振り返れるように感想を残しておくものです。※一部ネタバレもあるので注意

評価シート

あらすじ

家族を事故によって亡くした架橋明日は叔母一家に引き取られたが、一家全員からの凄惨な児童虐待によって生きる気力を失くし、中学卒業の日にマンションの屋上から飛び降り自殺を図る。しかし、地面に激突する寸前に天使のナッセによって命を救われた明日は、家族の事故が叔母夫婦に仕組まれた物だということを聞かされ、天使の矢と翼を授けられた。(Wiki引用)

登場人物

・架橋明日
本作の主人公。「純粋無垢」の特級天使ナッセによって神候補の一人に選ばれた。

・花籠咲
本作のヒロイン。2級天使ルベルによって神候補に選ばれた一人。

・神候補
全部で13人おり、その中から次の神が選ばれる。

感想

 以下評価シートに書かれてある6つの項目について触れていきながら感想を書いていきます。㊟「エンタメ」とは恋愛であれば恋愛要素、バトルものならバトル要素と言ったジャンル要素のことをまとめています。

ストーリー:2人で書いた前作の「バクマン。」の中で最後に「悪魔」が題材のダブル主人公バトル漫画が作中作品として登場していたのですが、そこから影響を受けた作品ではないかと思います。最後までどうなるかわからない展開、そして衝撃のラストと文句のない構成だと思います。13人の神候補を全員濃く書けばもっと長期連載できたと思うのですが意外とあっさり書かれている人もいてサクサク進みます。

キャラ:基本的には魅力的なキャラばかりです。その背景や考え方までしっかり描かれています。

エンタメ:バトルシーンは矢と翼の関係を使った戦いが繰り広げられます。矢の優れている面や効果、翼のほうが優れている面や効果。それぞれの活かし方や駆け引きが行われており魅力的です。

エロ:序盤のほうにワンシーンだけありますがそこ以外で印象に残っているお色気シーンはないですね。

世界観:神候補から神を選ぶという主題ながら、神とはと言うところまで進む展開。特に神とは何なのかと言うものは説得力のある説明をするキャラもいました。一般の人は現実世界と同じ感じがよく伝わりました。

画力:月刊連載ということもあって週刊連載のバクマンよりかなり絵がうまく描かれています。ただバクマンの時は5で今回4なのはどうしても天使の力を使用する際に翼や矢の効果線でごちゃごちゃしているように感じてしまったからです。まあ、個人の感じ方なので気にならない人も多いと思いますが。

終わりに

最初に書いた通りあくまで個人の感想です。
ご購入の際に一つの参考になればと思い公開していますが、熱狂的なファンの方々に「素人のくせに失礼だろ!」と怒られたら非公開にします。

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