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漫画感想 #5 :鬼滅の刃

はじめに

 この記事は、かなりの数の漫画タイトルを読んできて、個人的に面白かったのは何かな~なんて考えたときに振り返れるように感想を残しておくものです。※一部ネタバレもあるので注意

評価シート

あらすじ

時は大正。主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、焼きをして家族の暮らしを支えていた。炭治郎が家を空けたある日、家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹・竈門禰󠄀豆子も鬼と化してしまう。禰󠄀豆子に襲われかけた炭治郎を救ったのは冨岡義勇と名乗る剣士だった。義勇は禰󠄀豆子を「退治」しようとするが、兄妹の絆が確かに残っていることに気付き剣を収める。義勇の導きで「育手」鱗滝左近次の元を訪れた炭治郎は、禰󠄀豆子を人間に戻す方法を求め、鬼を追うため剣術の修行に身を費やす。2年後、炭治郎は命を賭けた最終関門である選別試験を経て、「鬼殺隊」に入隊する。
(wiki引用)

登場人物

・竈門炭治郎 → 主人公
・竈門禰󠄀豆子 → ヒロイン
・柱 → 鬼殺隊の中で最も位の高い9名の剣士

感想

 自分が漫画を買う際の判断基準みたいなものがいくつかあって、読んだうえで買うものや表紙などから判断して買うものなどいろいろあるのですが今回は「世間の評価が高いため買った」と言う形で満足度が低めなのは多分そのせいです。
 以下評価シートに書かれてある6つの項目について触れていきながら感想を書いていきます。㊟「エンタメ」とは恋愛であれば恋愛要素、バトルものならバトル要素と言ったジャンル要素のことをまとめています。

ストーリー:あれだけの人気を誇る作品なのに23巻で終わらせたのがストーリーの完成度の高さ、テンポの良さを出しているのだと思います。敵と味方も分かりやすく書かれていますし、いい意味で頭を使わずに読める漫画だと思います。あとは「刀」と言うのが「人気漫画の共通点」だととある漫画で解説されていましたがこの刀が低年層へのヒットを生んだ要因の一つだと思います。あと恋人ではなく妹がヒロインであるため兄弟愛という比較的みんなが理解しやすいものが物語の軸になっているのも広い層で愛される要因でしょう。単純に点数が低いのは私の好みがもう少し難しい話が好きつてだけです。

キャラ:キャラ作りは味方から相手までしっかりと作りこまれているように感じます。特に鬼がどういった事情で鬼になったかをしっかりと書き込まれているおかげで鬼に対しても情が湧く、愛着を持つ作品になっています。(ちなみに私は猗窩座が一番好きです。)
あとここまでキャラ同士の上下関係がある作品は多くない気がします。産屋敷家の当主と柱の関係などは同じジャンプ作品である「聖闘士星矢」のアテナと聖闘士の関係に似たような気がします?(私が聖闘士星矢を愛してやまないからそう感じるだけかも)

エンタメ:バトル要素は基本的に文句の出るような作品ではないのですが、画力の項目でも書くことですがそこまで迫力を感じる絵ではないためそこまでバトルシーンの興奮を覚えることができませんでした。

エロ:エロ要素は不必要な作品なのでなくて当然な気がしますが遊郭が出てきてもエロはないってのが個人的には驚きました。

世界観:大正と言う時代背景が刀を主軸とする上でもベストな時代に感じます。

画力:正直に言うと絵は下手な部類だと思います。絵がうまい=作品が売れるではないので別に絵がうまい必要はないと思うのですが良くも悪くも万人受けする絵柄ではないのかなと思います。

終わりに

最初に書いた通りあくまで個人の感想です。

良くも悪くもアニメで売れた作品だと思っているので漫画も売れていますが漫画とアニメで迷ったらアニメを選ぶのが無難な気がします。私もアニメが完結したら一気見したいと思っているのですがまだ当分先だと思うので気長に待ってます。

ご購入の際に一つの参考になればと思い公開していますが、熱狂的なファンの方々に「素人のくせに失礼だろ!」と怒られたら非公開にします。

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