ベスパというスクーター

巷では、たくさんのスクーターが走っています。
スクーターにはさまざまなデザインや使い勝手などがありますが、その中でも〝ベスパ〟のデザインとアイデンティティが好きになり、私が乗るようになった経緯や魅力を気ままに書いていこうと思います。

再びベスパを買う

2023年の初夏に「ベスパ」というスクーターを買いました。
じつはベスパを購入したのは2台目。
残念ながら1台目のベスパは10年ほど乗ったのちに、2台目と入れ替わりに廃車確実となり、購入したバイク屋さんに引き取ってもらいましたが、その理由については別の機会に触れていこうと思います。

購入したベスパは300ccの、いわゆる水冷4ストロークエンジンでオートマチックの現代ベスパ。
正式な車名は少し長くて「Vespa GTS Super Sport 300」。
バイクを購入するにあたっては普通のギヤ付きスポーツバイクや国産ビッグスクーター、最近流行りの125cc〜160ccクラスの〝通勤バイク〟も選択肢としてはあるのだけれど、迷わずベスパ一択でした。

乗ってみると、やっぱり楽しい！！

ベスパの良さは１台目のときからわかっていたので

「あぁ、この感じ！！」

という懐かしさとともに、以前に乗っていた１台目ベスパに比較してスタートダッシュからのスピード感もアップデートしている感じが、とてもワクワクしたのです。

バイク屋さんには「慣らし運転として走行距離1000km程度までは急加速をせず全開の８割程度を目安に」と言われていたものの、その範囲でも十分に楽しい。
ただ、タイヤサイズが小さいうえにブレーキもサスペンションも新品のためか動きが固く、路面が凸凹していると結構な突き上げもあるし、タイヤも一皮むけるまではブレーキの効きも甘いかな、という印象でした。

このあたりは馴染むまで乗り込んでいくしかないのかなと思いながら、納車後の初乗りを終えたのです。