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講義<実技

 4月1日.新年度.
 私は札幌と周辺の大学や専門学校から,非常勤講師としてお仕事を頂いており,来週からは授業かぁ~,とスイッチが入る(?)時期.
 非常勤余力はまだありますので,必要でしたらお声がけを(笑).

 今年度の前期は,大学院の講義科目が1科目,大学の専門・実技科目が2科目,専門・講義科目が1科目,教養・実技が2科目,専門学校の講義科目が2科目.
 今年から新たに,の科目はないので,講義科目に関しては前年度の内容を見直して,論文等を検索して追加して,という感じで準備を進めているところ.あと,専門学校の講義については,知識の定着(というより資格試験での正答率UP)を考えると,根本的に変えた方が良いところがあるような気がしており,何をすればよいか検討中.講義科目(特に専門科目)については,基本的に「チョーク芸人」で黒板(場所によってはホワイトボード)に書いて進めるので,スライド等の作成はあまりナシ.スライドで説明せざるを得ない内容(画像等)については,一度作ったらそれほど変更はしなくてもいいし(もちろん差し替える必要のあるものもありますよ).

差し替える予定の資料画像(鮪のアラ).
運動生理学の授業で使用予定.トレーニング科学でも使うかも?

 授業準備?で実は大変なのは,教養の実技科目.
 いわゆる「教養体育」で,今年度は概ね5~7種目をやらねばならないんだけど,受講生によって変えなければならない要因が講義よりはるかに多い.講義だと,受講生の知識と授業に対する集中力くらいを想定しておけばよく,この2つはそれぞれの学校内で変動は少ないので,「~~大学の運動生理ならこのくらいの感じでいけるな」という予想がしやすい.ところが,実技科目は学生の人数も大きく変わることがあるし,その中の男女比も異なるし,扱う種目の経験者数も予想がつかないし,体力要素毎の高低も出たとこ勝負.現段階で準備できること,といえば,ひたすら扱う種目の引き出しを増やす,しかない.技術的な練習方法や,ルール設定の変化などにバリエーションを付けられるようにしておき,あとは進めていく中で考えて決断していくしかない.あと例示もしないといけないし・・・

 体育教員って,「やれ~!」て言っているだけだと思われがちですが,まともに授業展開しようすると,いろいろあるんですよ.少なくとも私にとっては,実技授業の方が考えないといけないし,難しいです.
 と,偉そうに言っておきながら,講義も実技もまだまだ上手くできないので,これからも授業準備に励みます.

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