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TnS(Trust&Safety)とは

YoutubeやX、TikTokなど今や欠かせないSNSやインターネットサービスには、Trust&Safetyというお仕事があるのはご存じでしょうか。

Trust & Safetyサービスとは、不特定多数のユーザーによって投稿されたインターネット上のコンテンツ(書き込み・画像・動画)を監視するモニタリング業務(投稿監視)のことです。オンラインコンテンツを監視しリスクを軽減することは、コンテンツの整合性と安全性を確保するうえで非常に重要です。

PRTIMES;国内外の拠点を連携させ、グローバルなTrust & Safetyサービスを提供開始

一言で述べると、インターネット警察やサイバーセキュリティに近いポジションと捉えていただいて問題ありません。
安心安全を守るため、toCサービスやレビューサイトには必須で設けなければならないポジションだとも思っており、国内ではCS業務と兼任している企業が多いイメージです。
特に日本ではまだまだマイナーな職種という事で、ノンマネタイズな業務でBPOソーシングが多い領域にはなるため、中々興味として直結する方は少ない現状です。

私は事業会社で約4年のコンテンツモデレーション業務をTnS部署で行ってきましたが、本質を見極められる能力や既存の価値観のアップデートというのは非常に試された思い出があり、トレンドと信頼性のちょうどいい部分の手触り感はこの仕事ならではの特色だと思います。

例えば、ジェンダーとアートをどう区別するか。
簡単に言えば、セクシャルかセクシャルじゃないかの、主観ではない言語化を求められるのは、とても難しい問題かと思います。
突き詰めていけば、哲学的な内容にもなってくるので、平等性という理想とバッドトレンドのリスクの天秤は、日々勉強する必要があると考えています。
例えば、SNSを通じた闇バイト問題も対処しなければならない問題です。
求人広告として法の整備は整っているのか。プラットフォーマーとして正しいガイドラインを定めなければなりません。
そのくらい毎日が勉強で、法に対する知識やjpローカルにおけるふさわしい表現方法というのがかなり鍛えることが出来ました。

特に一番は”見る”ことが仕事なので、体力と根気は必要かと思います。

これまではコンフィデンシャルな状況下だったことから、アサシンの如く忍ばなければならない存在だったので、多くのことを知ってもらいたくnote初投稿です!

そんなこんなで、まだまだ認知性が低い職種でもあるので、転職媒体やハローワークの職種一覧に”Trust&Safety”という文字が追加される時代まで、そして日本国民のリテラシーを向上させえることを目標に啓蒙活動も頑張っていきたいです!

明日も就活頑張るぞ!


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