【タロットサンプル読み】片思いの彼の気持ちが知りたい。ケルト十字展開法〜ウェイト版フルデッキ

タロットサンプル読み

ケルト十字展開法

ウェイト版フルデッキ

＜占的＞
片思いの彼の気持ちが知りたい。２週間以内

＜情報＞
依頼者：３０代女性　相手：３０代男性・会社員
仕事が忙しい相手のため、なかなか連絡がこない（全くないわけではない）
依頼者は心配になっている

今回の主人公は、お相手。

今回は、仕事が忙しい相手ということなので、
気持ちと、お相手の仕事がどうなっていくかをメインに占いました。

＜回答＞

お相手の過去の仕事の状況
【正位置の教皇】

なにか指導したり、されたり。

または正道を進んでた感じですので、
やるべきことをまっすぐやってた感じ。

現在のお相手のお仕事の状況
【逆位置の節制】

行き違いすれ違いがあり、

周りともコミュニケーションが取りづらい様子。

水瓶から水がこぼれ落ちるような感じ。

依頼者への気持ち
思考【正位置の正義】
心理【正位置の女教皇】

思考としては、

依頼者の前で冷静でありたいとか、

バランス（ここでいうバランスとは仕事のことかと思います）を取りたいと思っている感じ。

心理としては、

依頼者と白黒はっきりつけたい。

できる女性だと思っている。

なぜそうなっているか？（障害）
【逆位置のワンドの８】

進みが遅い。

自分が思ってるよりも状況がスロー。

お相手の立場
【逆位置のカップのクイーン】

女性（依頼者）を待たせている。

女性側（依頼者）を精神的に満たしてあげられていない。

職場の環境（仕事量）
【正位置の吊るされた男】

覚悟はしているが、犠牲になっている感じ。

動くに動けない。

お相手の願望
【正位置のカップのナイト】

依頼者に向かって、

恋愛として近づいていきたい。

依頼者に愛を伝えたい。

１週間後のお相手の仕事の状況
【正位置のワンドの３】

安定するイメージ。

安定して、先が見えてくる感じ。

２週間後のお相手の仕事の状況
【正位置のソードのクイーン】

仕事をさばいて、

仕事から距離を置けている感じ。

ひと段落し、女性のカード。依頼者の方を見ている感じ。

アドバイスカード（依頼者に対して）
【正位置のカップの７】

迷わないこと。

他の人を探さなくても良い。

＜解説＞

今回は、お相手が主人公で、

唯一アドバイスカードのみ依頼者に出していますが、

それ以外は、お相手となっています。

また状況も二人の関係の状況ではなく

「お相手の仕事の状況」という風に設定しました。

これは依頼者がお相手が仕事が忙しいのを特に気にしていたので、

細かく時間軸も出したかったので、このように設定しました。

例えば、二人の関係と、お相手の仕事の忙しさを占うのならば、

過去・現在・１週間後・２週間後の状況を二人の関係にして、

お相手の環境を「お相手の仕事の忙しさ」に設定されると良いかと思います。

今回ですが、お気持ちの思考にも、心理にも、

大アルカナが出ていますので、お相手にとっては、

この女性は大きい存在であると言えます。

内容的には、本文中に書いた通りですが、

思考では【正位置の正義】で冷静にバランスを取りたいと考えている反面、

心理では【正位置の女教皇】ちゃんと白黒はっきりしたいとも思っている存在。

これだけだと、

良い方にはっきりさせたいのか、

悪い方にはっきりさせたいのかわかりにくいのですが、

お相手の願望のところに【正位置のカップのナイト】が出ていますので、

恋心を伝えたいという風になります。

このカードは男性が女性にアプローチするカードです。

ただし、お相手の立場のところに

【逆位置のカップのクイーン】が出てしまっていて、

これはそのまま女性を依頼者ととりますが、

依頼者を精神的に満足させてあげられてないと読みます。

また注意して欲しいのは、

ここの【正位置の女教皇】は仕事頑張るという意味もありますが、

これは今回はあくまでも依頼者への気持ちです。

状況ではなく、依頼者への気持ちですから、
「（お相手が）仕事頑張ってる、頑張りたい！」などと誤読しないようにしましょう。

ただし、流れとしては【正位置のワンドの３】【正位置のソードのクイーン】で仕事の状況は良い方向に向かうイメージ。

【正位置のソードのクイーン】が読み方が難しいところですが、

仕事の状況で引いてますので、

一定の距離ができている感じが見受けられます。

また女性のカードなので、

女性の方を向いている、読んでも良いかと思います。

というのも、確かに直接は依頼者は仕事と関係ないですが、

お相手の立場の【逆位置のカップのクイーン】と

対比すると考えたからです。