
はじめてアートを買った話
_
“AFTER THE SILENCE”
art by @johnnaslaby https://www.johnnaslaby.com/
先日、はじめて買ったアートが届いた。
抽象画の見方がイマイチわからないボクが
「作品作るときって何考えて描いてるの?」
って友人のジャナにインスタのDMで
気まぐれに聞いてみたのがきっかけ。
「仕事場見に来なよ!」
と奈良の生駒に招待され、
ペンキだらけの畳の部屋で
「すげえ」を連呼する。
「ぜってえそこ仏壇入れるとこだぜ?!」
って棚に制作中の作品たちがビッシリ
詰め込まれてるのには笑った。
そこでカレー食べながら話した
ボクのエピソードや人柄をもとに、
80×90cmの作品を描いてもらうことに。
全体として完成されているのは勿論だけど、
部分部分を切り取っても形となるバランスが
意識されているんだとか。なんてこったい。
それはある意味、
一日一日を切り取ることもできる毎日と、
それらを大きく捉えた人生とも言えるもので、
ボクが正直な気持ちと向き合い、
選択し進む上で得られた経験や個性、
そして、これからを描いたそうな。
だから部分部分で
使われる色味や画材がちがい、
立体的になっていたり、
珈琲が使われていたりする。
ま、語彙力のないボクとしては
どこを見ても「すげえ」と「うれしい」で
いっぱいになっちゃうワケなんだけど。
家に掛けられたこの作品を見るたびに、
そんな高揚する気持ちと、
心に正直であれという指針が示される
アートを買うとは素敵なものだなと思った。