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【壱岐新報2022.8.5】認定こども園、県に対し市民が情報公開請求、建設配置図を入手

認定こども園、園庭の狭さに疑問の声


 郷ノ浦町柳田地区で建設計画が進む認定こども園について、疑問を持つ市民が県に対し、同計画の詳細を知るため情報公開請求を行った。その中には同園新築工事の図面が記され、おおまかな敷地と建物の配置がわかった。しかし、図面には建物と駐車場が配置の大部分を占め、子ども達が遊ぶための屋外園庭が極端に狭いことが示されていた。


 県へ情報公開請求をした市民は、県こども未来課に「図面を見て屋外園庭が狭い。子ども達をどこで遊ばせればいいのか」と意見を求めた。図面から、民家後方(図面右端上部)が園庭になることがわかった。園庭後方は木々に囲まれ急斜面が迫る場所だ。同課は「他市にも同様の園庭スペースの保育園はある」と説明するが、市民は「壱岐には他にも空いた土地がある。子ども達のことを思えば、屋外で遊べるだけの広さは必要ではないのか」と反論した。

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