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【壱岐新報2021.7.30】第5回市議選始まる

 8月1日投開票の第5回市議会議員選挙に向けた各候補者の選挙活動が始まった。現職14人新人7人、計21人が16議席を争う激戦が予想される。これまで財政やコロナ対応など、市と市議会に向けた厳しい声が今回の候補者数に表れている。この中から5人が落選し16人が当選する。新たな市議会の4年間に市民はどのような判断を下すのか。

市議選、現職14人新人7人、計21人が16議席を争う

 4町合併から5回目となる市議会議員選挙は、25日に告示、8月1日投開票の7日間にわたる熱い選挙戦に突入した。現職14人新人7人の計21人の候補者が届出を済ませ、16議席を巡る争いとなる。各候補者は25日から選挙戦へと出陣、市内各所で今後の市の方向性や財政問題、議会改革、産業の活性化や雇用、コロナ禍による事業者支援などをアピールし、有権者へ支持を訴えた。

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 任期満了に伴う長崎県壱岐市議選は25日告示され、8月1日投開票となる。立候補者の内訳は現職14人(自民5、公明1、無所属8)、新人7人(共産1、無所属6)の21人が7日間の選挙戦に入った。
 期日前投票は26日から31日まで、市役所4庁舎(郷ノ浦庁舎、勝本庁舎、芦辺庁舎、石田庁舎)に開設され、午前8時半から午後8時まで。
 投票は8月1日午前7時から午後6時(長島、大島、原島は午後4時)まで。投票所は、郷ノ浦町12投票所、勝本町6投票所、芦辺町8投票所、石田町4投票所の市内計30か所に設置され、同日午後7時から石田町の市石田農村環境改善センターで開票する。

低投票率を危惧
 4町合併以降から市議選、市長選ともに投票率は下がり続けている。昨年4月の市長選では、新型コロナ感染確認により投票率は67・07㌫まで下落した。今回も25日に市内で新たに感染が確認された影響で低投票率が危惧される。
 候補者の一人は「ここ最近、選挙や署名活動などのたびにコロナが発生している。濃厚接触者などの詳細が公表されない中、『感染をしない、させない』を考えながらどう選挙活動をしていいものか」と頭を抱えた。
 本市での各選挙の投票率の推移は次の通り。
▽2004(平成16)年4月18日市長選89・15㌫▽2005(平成17)年8月7日市議選88・66㌫▽2008(平成20)年4月13日市長選85・37㌫▽2009(平成21)年8月2日市議選83・77㌫▽2012(平成24)年4月15日市長選81・85㌫▽2013(平成25)年7月21日市議選82・24㌫▽2016(平成28)年4月10日市長選79・16㌫▽2017(平成29)年7月30日市議選77・22㌫▽2020(令和2)年4月12日市長選67・07㌫、市議補選67・04㌫。

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