ILWU Local 10よりメーデーメッセージ

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ILWU Local 10 委員長 トレント・ウィリス
        副委員長 ロバート・ブラッドフォー
        書記長 フランク・ガスキン

2020年4月20日

わが組合は歴史的な挑戦に直面している。世界経済の崩壊とコロナウイルスの脅威は、組合員とその家族そして私たちのコミュニティーにとって死活的な問題となった。
私たちは「必須業務労働者」とされているが、私たちの命は「欠かすことのできないもの」として扱われてはいない。毎日の業務で直面する危険な労働環境に、この危険が加重されるということだ。私たちは、組合員と港湾近傍のコミュニティーの命と安全を確保するため、オークランド港で諸々の行動を展開してきた。

このことは、この地の港湾労働者のみならず、コロナウイルス禍や政府と会社が推し進める自動化、民営化、規制緩和と組合破壊に向き合う全世界の労働者の問題だ。
わが組合は、歴史的にも全労働者の団結のために最前線に立ってメーデーを闘ってきた。それはまさしくわがコミュニティーと世界中の労働者の連帯のためであり、そのようにして私たちは闘い生き抜いてきた。

トランプ政権は、わが組合と全ての労働者の生活の破壊に動き出した。彼らは港湾労働者や他の運輸労働者を守るための労働安全法(OSHA)の規定を弱体化し軽視しており、これは世界経済の破壊とアメリカのすべての人々の命の軽視につながる攻撃だ。港湾労働者の命と安全が確保できないならば、この国のすべての人々の命が危険にさらされるのだ。

5月1日金曜日、港湾部会がメーデーに関わるすべてを実行する決議を上げ、私たちはストップワーク・ミーティング(ストライキの一形態:訳者)を実施することを会社に通告した。これはLocal 10の継続的する第5回目のメーデーとなる。

ドナルド・トランプは、5月1日を「経済再開の日」とした。
私たちが過去に実践してきたように、私たち自らの行動で、全ての労働者に向かうべき道筋を指し示そう。

一人の痛みは、みんなの痛み!
メーデーに全力決起を!

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