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野鳥撮影が自然写真家へのきっかけ・ヤマセミとの出会い(その2)


ヤマセミのおおまかな生態を知る

ヤマセミは、なにしろ朝早くから行動し
肉眼で、うっすら風景が見える時間には魚取りを開始します。
ブラインドを張った、滋賀県甲西町の池に通い続けるうちに、ヤマセミの生態が少しずつ分かるようになってきました。
その池には、ペアで現れ、目の前で求愛給餌、交尾など見せてくれ、池近くの崖での営巣も観察することができました。
当時、なにしろ一番驚いたのが、ヤマセミがブラインドに全く警戒しないことでした。
普段であれば、人の姿を見つけただけで飛び去ってしまう、警戒心の強いヤマセミですが、ブラインドには全く警戒することがなく、僕が中にいるにもかかわらず、ブラインドの上に止まったりすることもあり、ブラインドの生地越しに、ヤマセミの足裏をコチョコチョしたこともあります。

ヤマセミを追いかける

その後、滋賀県大津市の大戸川の中流から上流、水口町や信楽町、栗東市の池やダム湖でヤマセミを撮影し、同時に5ペアを追いかけていた時期もあります。
その中から、捕食シーンを撮影するペア、巣作りを撮影するペアなど、それぞれのペアで撮りやすいシーンを狙い撮影する日々が続きました。

ヤマセミ撮影で学んだ撮影術については(その3へ)続く・・・





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