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2期生の研究テーマをご紹介します!

皆さんこんにちは!壱岐なみらい研究所事務局の中村です。
前回に続き、2期生の研究テーマを簡単にご紹介したいと思います。
今回も、一次産業から教育、DX、働き方改革と盛りだくさんです。

未利用魚の活用で、みんなが"おいしい"循環開発プロジェクト

壱岐の主要産業である漁業。
温暖化・海水温上昇が一因と考えられるイカ類の歴史的不漁や、回遊魚の不漁、磯焼けなど壱岐市の水産業への影響は深刻。
水揚げされたものの市場に出回らない「未利用魚」や、藻場環境改善のために駆除されている魚やウニなど未利用水産資源を活用し、漁業者から消費者まで、水産業に関わる全ての人が「おいしい」循環を創ることで、持続可能な水産業を実現したい。

一人ひとりの暮らしに寄り添った新しい働き方開発

テレワークをはじめ様々な働き方が、世間では広がっている中で、固定された働き方を続ける公務員。
子育て、介護など様々なライフステージに応じて、柔軟な働き方(テレワークやフレックスの導入)を選択できる体制にしていくことで、一人ひとりのパフォーマンスを最大限発揮できる柔軟な働き方を提供し、「ワークライフインテグレーション」つまり、仕事とプライベートのバランスではなく「統合」。切り分けず、時代にあった働き方を実現していきたい。

DXによるコミュニケーションの深化で、温かい市役所と温かい行政サービスの実現

壱岐市のDX推進、まずはコミュニケーションツールとしてSlackの活用を進める中で、アクティブユーザーと”見る専門”の差を解消し、庁舎が離れていても、オンライン上で隣にいるかのように、誰でも、いつでも、どんなことも、気兼ねなく、話せる場にしていくことで、職員個人のパフォーマンスを最大限活かすとともに、職員それぞれが持つ多様な能力を市役所全体でフル活用し、もっと温かい職場雰囲気・人間関係を作り出し、もっと温かい市役所・行政サービス・施策立案の実現につなげたい。

民宿の付加価値を高める、これからの民宿のあり方を模索

壱岐市の宿泊収容人数の半分以上を占める「民宿」は高齢化や後継者不足な上にコロナ禍等の外的要因により、存続の危機に瀕している。高齢化により新しい挑戦には消極的で、山積する問題にモチベーション低下の悪循環から脱却するためにも、テレワーク・ワーケーション等、新たな兆しを捉えた民宿のこれからのあり方を考えたい。
アットホームで、中長期滞在向けの宿泊施設としての強みを活かし、ワーケーション等の新たな需要開拓による持続可能な経営の実現を目指したい。

転出後も地元に貢献したい人を増やす教育プログラムを開発

人口減少が深刻化する中で、出身者の地元貢献やUターンによる地域課題解決が進む仕組みづくりを行うため、市民対話会や高校生へのイノベーション教育などが進んでいる壱岐市において、教育課程における起業体験や地域の大人との協働などの経験が、地元に対する愛着や将来の居住希望、本人の将来展望の変化にどう影響するかを研究し、転出後も地元に貢献したい意志をもった人「一生、壱岐市民」を増加させるための教育プログラムを開発する。

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いかがでしたでしょうか?
各プロジェクトについては、今後、インタビューや活動レポートで詳細を書いていきたいと思います。お楽しみに!


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