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うつ病になって気付いたこと

初めてnoteを使います。はじめまして。私は高校2年生のうつ病患者です。9月頭にうつ病だと診断されました。私は今まで自分はポジティブな人間で、うつ病とは無関係の人間だと思っていました。それに、自分で言うのもなんですが結構社交的な方です。

だからなぜ、私はうつ病になったのか、最初はわからなかったしうつ病になったこと自体も認めることができませんでした。

しかし薬の服薬と時間の経過により私はどんどん脳が回復していき、いろいろなことを考えることができました。そこでしっかり、なぜうつ病になったのか考えることができました。理由は大きく分けて2つあります。

まず1つ目:学校の環境がコロナによって大きく変わってしまったこと

そもそもなのですが、私は地方の中では進学校と呼ばれる所謂自称進学校という場所に通っていました。しかし世間一般の自称進よりは課題も少なく自主性を重んじる学校で、1年時の頃はとても楽しかったです。青春とはまさにこのこと!という感じでした。しかし、2年の春休みにコロナウイルスが流行し、2、3ヶ月学校に通えなくなりました。そこで学校側も何も対策を講じていなかったため、課題が鬼のように出ました。私も旧帝大を目指しているので頑張らなくては。と思っていたのですがありえないくらいの量に絶望していました。しかし頑張ってなんとか終わらせました。地獄かと思いましたが、これが単に【地獄の始まり】にしかすぎないことをその時は気付きませんでした。

なんだかんだで1学期が始まり、待っていたのは大量のテストと新しい時間割。今まで7時間授業は週2回だったのに、3回に増やされてしまったのです。キツいけど頑張るしかない!気合いだ!と1学期は頑張れていたのですが(夏休みも間近だったため)2学期にとうとう悲劇は起きました。前提として、うちの学校にはエアコンなんてものはありません。今年の夏は特に暑くて暑くて私は毎日本当に死んでしまうのではないか、しんどい、苦痛という気持ちでいっぱいでした。特に身体的にストレスを感じており、休日も全く疲れが取れないままでフラフラでした。いつまで頑張ればいいのか?そう考えていた矢先、突然朝布団から出れなくなりました。それがうつ病の始まりだったのです。

2つ目:私の考えに歪みがあったこと

先程も述べた通り、私は旧帝大を目指しています。しかし模試などの成績を見るとどうしても志望大学との距離を掴めずにいました。周りの先生方は勉強は質より量!気合いです!みたいなことばかり言っていたし周りの友達も量ばかり気にしていたので私はとにかく量を!量を!と思って勉強時間を気にしました。夏休み期間、課題もこなしてプラスα自分に足りていない部分を補うぞ!というつもりでしたがなにせ課題をやるのに必死でバタバタ。時間もかけているはずなのに終わらない。一体どうしたらいいのか、そんなことを考えている余裕もなく、そして周りの優秀な人たちと比べて泣くという状況でした。今考えれば、おかしい部分はたくさんありました。そもそも、私は自分で「どうやったら大学に合格できるか」を考えて勉強方法や勉強計画を試行錯誤しませんでした。まぁ学校の先生がなんとかしてくれるか。と思っていた部分があったのです。なぜなら、「課題をやれば大学には受かる」という先生の言葉があったからでした。そして色々なことを考える余裕がなかったというのもあるし、周りの友達もみんな病んでいて相談できる環境になかったということもあります。しかし、私はその「自分で考える」ということをしなかったため精神的にも身体的にも追い込まれたのだなと思います。

まとめ

私はどこか人任せで自分で考えようとしない。そして成績が伸びないのは自分の怠惰のせいである。と間違った思い込みをしていたのです。大切なのは、自分で考えて試行錯誤し、正しい努力をすることです。私はそのことをうつ病になって気付かされました。そして私はこれからは自分で考え、時には人のマネもしたりして志望大学に向かって頑張って行こうと思っています。初めての投稿でうまくかけているかわかりませんが、ここまで読んでくださってありがとうございました。


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