やりたいことなんて何一つない

今の仕事を続けてもう少しで1年。

障害者雇用で働き、責任はない分気楽な仕事を1年やった。
1年間一生懸命やった。
職場の人間関係も悪くない。
僕はこの仕事を続ける。

だが仕事としての成長ない。
スキルアップもない。
出世?なんだそれは、美味いのか?

「じゃああなたは何がしたいの?」
仕事の相談をすると5億%の確率でこの質問を聞かれるけど、僕は別にやりたいことなんてない。
本当にない。

強いていうなら、人前で漫才をしたいことと、空いてる国道を聞きたい曲を聞きながら車を運転することくらいだ。

だから仕事なんて今の自分ができるなって思うことを一生懸命やればクルッと平和解決なんだ。
だから僕は今の仕事を本当に一生懸命やっている。
信じられないくらい一生懸命やっている。

やりたいことはなくせに、やりたいことに打ち込めている人を羨ましがるこの気持ちのサブスク解除の方法を僕は知らない。
なぜだ、本当は僕もやりたいことに打ち込みたいのか。
いや、違うな。
僕はただ人生に刺激が欲しいだけなんだ。

やりたいことがないと、人生に刺激がない。
ずっと平坦な道のりをギアの変速なしにエンジンを吹かしてみるみたいなもんだ。
そりゃあつまらない。

でも、刺激はあればあればで疲れる。うんすごく。

やりたいこと、ないなあ。
平坦で落ち着いた道を、与えられたやらなければいけないことを淡々とやっていく。

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