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エボラブルアジア[6191] レビュー

http://www.evolableasia.com/

【事業概要】

・オンライン旅行事業
オンライン旅行業界における国内線発券額が業界最大手
業界唯一、国内全航空会社と契約(直接取引)
市場成長率が26%なのに対して、当社の成長率が48%と高水準。
市場規模は2兆円。

・訪日旅行事業
旅行商材の直販サイトを多言語対応してOEM提供している。海外から日本へ来た後、国内の特定の目的地へ運ぶ旅行券を提供。

・ITオフショア開発事業
ラボ型開発モデル(顧客が立ち会って開発する)。専属のエンジニアチームを中・長期的に提供する。ベトナムの知名度は1位。

「強み」
・多様な販売チャネルを持つこと。オンライン旅行事業において、①個人への直接販売②提携企業へのOEM③旅行会社への卸売④一般法人向けの出張手配サービスがある。
・ITオフショア開発事業はストック型ビジネスであり、安定した収益が見込める。
・訪日外国人事業は、政府が訪日外国人の数を2000万人にする目標を打ち出していることが追い風。

「業績」2014年→2015年 (百万円)
売上高 1,451→2,754
営業利益 99→312
営業利益率 7%→11%

「今後」
2020年の東京五輪までに旅行取扱高1000億円を目指す。

【28年9月期】(百万円)
売上高  2,757 進捗率69%
営業利益 431  進捗率70%

【5段階評価】 

成長性:5 売り上げ伸び率高い。コト消費がさらに進むので国内から国外への旅行も伸びるし、国外から国内に至っては政府の後押しがあるから伸びる。

収益性:4 ITビジネスでありスケールメリットが出てくる。売り上げの伸び次第。

財務健全性:5 自己資本比率52% 有利子負債比率14% 良好。

市場における優位性:5 全航空会社と直接取引していること。そして販売チャネルが多い。強みのところに書いてることはほんまに強いと思う。

割安感:2 PER69倍 PBR12倍。ちょい高い。

事業リスク:IRより ①世界情勢。テロなど情勢不安があると旅行は減る。②国内航空券仕入れに関して、特定の取引先への依存。ナニワツーリストが41%、ジャルセールスが27%と依存度高い。③他社が参入しやすい業種。

総合評価:5 これは買いでしょう。追い風しか感じない。特に2020年オリンピックまでは上がっていきそう。戦争・テロとかが不安。それだけ。株式分割も進み、出来高も上がっていく。


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