見出し画像

世界を舞台に活躍する”車いすテニス”選手を、IKEUCHI ORGANICが応援する理由

大坂なおみ選手や錦織圭選手など、日本人選手の活躍で賑わうテニス界ですが、国際テニス連盟から「将来の日本のスター候補が現れた」と紹介された、14歳の選手をご存知でしょうか?

その名は、小田凱人(おだ・ときと)選手

画像1

2020年、18歳以下の選手で争われる「車いすテニスジュニアマスターズ」で優勝を果たした小田選手は、2021年4月26日付けの「車いすテニスITFジュニアランキング」で世界ランク1位となりました。これは日本人男子初の快挙であり、14歳11ヶ月14日でのジュニア世界ランキング1位獲得は史上最年少での記録です。

小田選手が、車いすテニスを始めたのは4年前。9歳の時に、左股関節に骨肉腫がみつかり、大好きだったサッカーを諦める代わりに、主治医の先生からの誘いで、車いすテニスに転向しました。

その小田選手が、憧れであり目標と語るのが、パラリンピックで2大会連続で金メダルを獲得するなど数々の伝説を残している国枝慎吾選手です。同じく9歳で車いす生活となった国枝選手が活躍する姿を見て勇気づけられた小田選手は、国枝選手のような存在に自分もなりたいと、世界を舞台に挑戦を続けています。

この度、IKEUCHI ORGANICは「世界を舞台に挑戦する、車いすテニス選手たちの活動をサポートしたい」という想いから、小田選手と公式タオルスポンサー契約を結びました。また、車いすテニスの若手選手たちの海外挑戦を応援するクラウドファンディングにも協力をしています。

「IKEUCHI ORGANICを愛用いただいている方にも、車いすのテニス選手たちを応援してもらいたい!」

そんな想いから、上記のクラウドファンディングをはじめ、車いすテニス選手への様々なサポートを行っているトップアスリートグループの丹羽 文太朗さんと、トップアスリートグループの活動をサポートしている軍司和久さんに、車いすテニスの魅力について話を聞かせてもらいました。

スクリーンショット 2021-06-18 12.49.52

(▲)写真右がトップアスリートグループの丹羽 文太朗さん。写真左がトップアスリートグループの活動をサポートしている軍司和久さん

===

世界が日本の若い才能たちに注目している!

ーー IKEUCHI ORGANICを愛用いただいている方々に車いすテニスの魅力を伝えたく、おふたりが感じる競技の見どころを教えてください!

丹羽さん:
やはり、選手たちの迫力あるプレーですね。プロテニスプレイヤーの試合を観ていると、その迫力に圧倒されると思いますが、車いすテニスのトップレベルの選手の試合も同様です。

車いすテニスは、一般のテニスとほぼ同じルールで行われます。「ツーバウンドで返球してもよい」というのが大きく違うところですが、近年は全体的に競技力が上がっているため、男子では1バウンドでの返球が普通に見られます。

また、ラケットを持った状態で車いすを操作し、一瞬のうちに旋回してボールを打ち返す選手たちの華麗なチェアワークは必見です。加えて、試合に勝つためには、技術だけでなく、戦略もメンタルも必要で、緊迫感のある試合展開は見応えがあると思います。

画像3

(▲)クラウドファンディングで支援する選手のひとり、船水梓緒里選手

軍司さん:
日本人選手の活躍も、車いすテニスの大きな魅力です。車いすテニスにおいて日本は世界屈指の強豪国であり、男子・女子・クアード(手指にも障がいを持つ選手のクラス)の全クラスにトップ選手が存在します。

その中でも、国枝選手の存在は大きく、国枝選手に憧れて、車いすテニスをはじめる選手が性別問わず増えています。また、国枝選手の活躍により、選手たちが目指す目標も高まっています。IKEUCHI ORGANICさんとタオルスポンサー契約を結ぶ小田選手も、国枝選手に影響を受けたひとりですよね。

いま、国枝選手に影響を受けた若い世代の日本人選手たちが、ものすごい勢いで成長し、世界を舞台に活躍しています。そういった若い才能たちの活躍に、是非、注目してもらいたいですね。


クラウドファンディングに込められた想い

ーー 現在、IKEUCHI ORGANICでは、車いすテニスの若手選手たちの海外挑戦を応援するクラウドファンディングを支援させていただいています。今回のプロジェクトを企画した背景を、おふたりから紹介いただけますか?

丹羽さん:
今回のクラウドファンディングは、小田選手を含めた、車いすテニス選手の若手有望選手5名の海外遠征資金調達を目的としています。中学生1人、高校生2人、大学生2人という非常にフレッシュなメンバーです。

国際テニス連盟が管轄する車いすテニスツアーは、グランドスラム4大会を頂点としたピラミッド構造となっていて、2019年には170大会が開催されました。そして、グランドスラムに出場する為には、世界ランキングで7位以内に入らなければなりません。

世界ランキングを上げる為には、海外遠征に出てグレードの高い大会に出場し、勝ち進むことで多くのポイントを積み重ねなければなりません。ピラミッドの最下層となる大会から出場し、地道にポイントを積み重ねながら頂点を目指さなければならない為、グランドスラム出場への道は長く険しく、継続的な活動資金が必要となります

私が所属するトップアスリートグループでは、車いすテニス選手の競技環境整備や積極的な海外遠征サポート事業を行っていますが、選手たちの活動をより支援したいと思い、今回のクラウドファンディングを企画しました

スライド1

(▲)クラウドファンディングで、活動資金をサポートする5人の選手

軍司さん:
また、世界で活躍する車いすテニスの若い日本人選手たちの存在を、ひとりでも多くの方に伝えたいという想いも、今回のクラウドファンディングを企画した背景に含まれています。

残念ながら、選手たちの活躍はメディアで取り上げられることはまだまだ少なく、テレビで車いすテニスの試合を見ることのできる機会は限られています。史上最年少で世界ジュニアランク1位になった小田選手のように、凄まじい活躍をしている若い選手がいるのに、そういった選手の存在を多くの日本人が知らないのは、非常にもったいないと感じています。

国枝選手の存在が、病気や事故などで障がい者に認定された多くの子どもたちに勇気を与えたように、彼らの存在を知ることで、励まされる人は少なくないはずです。僕らは、彼ら彼女らの活躍を多くの人に知ってもらうべく、様々な活動をしていますが、今回のクラウドファンディングも、その一環になれたらと考えています。


夢を持つ選手たちを、分け隔てなく応援する

ーー 私たちIKEUCHI ORGANICも、ご紹介いただいた趣旨に賛同し、クラウドファンディングへの支援や、小田選手へのタオルのサポートをさせていただくことになりました。

軍司さん:
IKEUCHI ORGANICのサポートは、本当にありがたいです。スポーツ選手にとって体を拭くタオルは重要で、選手には気持ちのいいタオルを使ってもらいたいと考えていました。

加えて、車いすテニス選手にとって、タオルは海外遠征に欠かせない存在です。遠征で大変なのはお風呂の時で、車いすを降りて、部屋から風呂場まで、床を這って移動する必要があります。その際、お風呂上がりで床が濡れないように、移動する導線にタオルを敷いています。だから、海外遠征の際は、ひとりで10枚くらいタオルを持っていくことが多いんです。

実は、友人からの紹介で、IKEUCHI ORGANICのことは以前から知っていて、僕自身もタオルを使わせてもらっています。肌触りのいい、気持ちのいいタオルで、イケウチさんのタオルを選手たちに使ってもらいたいと考えていました。

IKEUCHI ORGANICのWebサイトを拝見すると、サッカーやホッケーなど様々な競技のアスリート支援を行っていて、テニスでもデビスカップの公認アイテムをつくるなどの活動をされていることを知りました。そこで、車いすテニスにも支援をお願いできないかと相談したのが、今回の取り組みのはじまりです。快く、サポートに応じていただき、嬉しく思っています。

スクリーンショット 2021-06-18 13.00.33

(▲)デビスカップ by BNPパリバ 2018 ワールドグループ・プレーオフ、日本vsボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、実際に選手に提供された公認オリジナルバスタオル

ーー こちらこそ、私たちのタオルを通じて、世界に挑戦する選手たちのサポートが少しでもできたら嬉しく思っています。最後に、このnoteを読んでくださっている方々に、おふたりからメッセージをお願いしても、よろしいでしょうか?

丹羽さん:
私は小学生の頃から、テニスに打ち込んできて、今はテニス選手たちのサポートを仕事にするくらい、テニスという競技に惚れ込んでいます。

ただ、テニスといっても、車いすテニスもあれば、視覚に障がいがある人のためのブラインドテニスもあります。私は大学生の時に、ブラインドテニスの大会のボランティアをした経験もあるのですが、選手の方々の試合にのぞむ姿勢に驚きました。凄まじい集中力で、試合会場は緊張感が漲っていました。

車いすテニスも、ブラインドテニスも、テニスに懸命に取り組む人たちを、私たちは分け隔てなく応援していきたいと思っています。是非、車いすテニスで、世界に挑戦する選手たちに注目して、応援してもらいたいです。

軍司さん:
繰り返しになりますが、車いすテニスの世界には、小田選手をはじめ、次の国枝選手となり得るような有望な若い選手が沢山います。

「世界で活躍することで、お世話になった方々や親に恩返しがしたい」
「自分のような障害を持って生まれてきた子供に夢を与えたい」
「障がい者スポーツの普及と発展に貢献したい」

このような様々な夢を持って、彼ら彼女らは日々挑戦を続けています。

そういった若い選手たちの存在を、ひとりでも多くの人に知ってもらえたらと思い、僕らは活動を続けています。幸い、小田選手の史上最年少でのジュニア世界ランキング1位獲得の喜ばしいニュースもあり、メディアで取り上げられることも少しずつ増えてきました。

是非、車いすテニスについて少しでも興味を持っていただけたら、選手たちの今後の活躍に期待して、注目してくれたら嬉しいです。

===

以上、車いすテニス選手たちの活動を支援する、丹羽さんと軍司さんに話を聞かせていただきました。

これまでも、IKEUCHI ORGANICでは、「一流のアスリートに最高のタオルを届けたい」という想いから、タオルを通してスポーツ選手へのサポートをしてきました。

そして、軍司さんたちから、車いすテニス界の現状や世界で活躍する選手たちの話を伺い、「これはIKEUCHI ORGANICが支援すべきだ!」と、代表の池内を含め、即決でサポートさせていただくことを決断しました。

今後も、IKEUCHI ORGANICでは、車いすテニスの選手たちを応援する活動を継続していく予定です。

今回の記事をお読みいただき、車いすテニスの選手の支援に関心を持たれた方は、車いすテニスの若手選手たちの海外挑戦を応援するクラウドファンディングに協力いただけると幸いです。一緒に、選手たちの挑戦を応援していきましょう!

<編集協力:井手桂司>

《本件に関するお問い合わせ先》
 IKEUCHI ORGANIC株式会社 東京オフィス
 担当:牟田口(むたぐち)
 e-mail :web@ikeuchi.org
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
みんなのスキが励みになります。ありがとう!
「我々がつくっているのはタオルではなく、物語である」というのは代表・池内の言葉です。語れる物と書いて物語。今治でオーガニック100%のタオルを中心に語れる物づくりを志ざすIKEUCHIスタッフの"今"をお届けします。Web→https://www.ikeuchi.org