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『THE INEVITABLE』を読み直す。未来を形作る12の力

学発プロダクト開発やカリキュラム・デザインのために、ケヴィン・ケリー『THE INEVITABLE(原題)』を読み直しています。BECOMINGに始まってBEGINNINGに至る、未来を形作る12の力が、連続した行動を表現する動詞(文法的には現在進行形)に分類され、解説されています。

邦題は、『<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則』。ケヴィン・ケリー 著、服部桂 訳、NHK出版から。

※この記事は企画・打ち合わせ用の資料としてまとめたものです。起承転結も考察もありません。レファレンス、リンク集として公開します。

THE INEVITABLE:
UNDERSTANDING THE 12 TECHNOLOGICAL FORCES WILL SHAPE OUR FUTURE
BY KEVIN KELLY

1.BECOMING ビカミング(なっていく)
2.COGNIFYING コグニファイング(認知化していく)
3.FLOWING フローイング(流れていく)
4.SCREENING スクリーニング(画面で見ていく)
5.ACCESSING アクセシング(接続していく)
6.SHARING シェアリング(共有していく)
7.FILTERING フィルタリング(選別していく)
8.REMIXING リミクシング(リミックスしていく)
9.INTERACTING インタラクティング(相互作用していく)
10.TRACKING トラッキング(追跡していく)
11.QUESTIONING クエスチョニング(質問していく)
12.BEGINNING ビギニング(始まっていく)

関連プロジェクト

DHU2025構想では、実現を目指す新たなポイントとして、下記の5つを挙げています。

1.産学協同の運営強化
2.先端研究者による研究推進
3.知財の開発・公開・販売
4.全学的な内部質保証体制の確立
5.統合的価値によるデジタルハリウッド全体のアップデート

これらの解となるアウトプットの一つとして、「学発プロダクト」を開発し世に出す、というアジェンダを設定しています。

現在準備中の、「beCAMing」や、

ライブストリーム「FLOW DHU

がそれにあたります。

これらプロダクトのネーミングは、『THE INEVITABLE』の影響を受けています。(1.BECOMING、3.FLOWING)

今後も、デジタルコミュニケーションが基盤となった世界において、私たちがすべきことの指針として大いに参考になると考えています。

企画・プロデュースの担当としては、12の力の名前を一つずつ使ってプロダクト/サービスを出していけたらいいな、などと妄想したりしています。

リンクまとめ

私の力では簡単に読み下せる本ではないため、理解を促すためにウェブ上の書評やまとめを参考にしています。リンク集として、以下に掲載します。

デジタルハリウッド大学 紀要 2016年 書評・橋本大也https://msl.dhw.ac.jp/wp-content/uploads/2020/09/DHUJOURNAL2016_P52.pdf

さて、出版から6年も経っているので書評やまとめも多く公開されており、それらを漁っていたら、担当したイベントのレビュー記事が出てきました。

仕事の思い出としては懐かしい気持ちが湧きますが、内容的には今、やっと自分にも分かる(構想や実務に応用できる)ようになってきたという感じがします。

We have to believe in the impossible more often.
(不可能なことをもっと頻繁に信じなければならない)

本記事は以上です。自分の企画・打ち合わせ資料としてつくったものを公開していますが、いつかどなたかのお役にも立てれば幸いです。

[元投稿はTwitter]


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