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Sunday afternoon

日曜日、普段より遅めに起きて、うどんの生地を仕込み、海へ。
風が強く潮回りも悪かったので、島の近くでボートに浮かびながら釣りに行くことにした。パックラフトを膨らまし、竿と水を積んで漕ぎ出す。

ちっちゃいいつもの魚が2匹かかったが、リリース。
風に流されるごと岸に向かって漕ぐを何度か繰り返す。
パックラフトは軽く進みもそれほど遅くないので、One strokeでしっかり進む。回転性も良いのでまっすぐ進めるのは、初心者の人には難しいかも知れない。でも5kgくらいで小さく畳めて、なんなら機内持ち込みもできるくらいのこの遊び道具はなかなか面白い。

ストロークのことを考えると僕がやっていたラフティングは気持ちよく進めば水とパドルがズレることなく進むが、スタートなどは水を壊してでも進めなければならない。この部分、もっとそこだけにフォーカスした練習やってもいいななんて今更ながら思う。

他にもパックラフトを使った遊びも思いついたりした。これはちょっと面白いから日本に帰ったら早速やってみようと思う。

自然の摂理には抗わず、風や潮のリズムの中で自分ができることの中で遊んだ結果、いろいろな気づきがあった。やっぱり答えは自然が教えてくれる。正確にいつと自分の中にあったものに自然が気づかせてくれた。

人間は本来、自然の中で生きてきた。今よりも動物の様に地球との距離が近くて色々なサインを感じながら知恵を蓄積して生き延びてきた。今は距離を感じずに会話ややり取りをすることができるけど、元々はそんなもの使わずに会って話すコミュニティの中で暮らしてきた。自分たちの欲求を満たすために色々技術を進化させてきたけど、その結果、直接会ってコミュニケーションするのが下手になってきている気がする。

だからこそ、もっと自然の中で過ごして本来持っている「野生の感」的なものを呼び戻す必要があるのかも知れない。そんなことを伝える様なことしたら、面白いなと朝仕込んだうどんを食いながら思った。

ちなみに今日のうどんはこれまでで一番上手くできた。
生地の伸ばし方と切り方を変えたのが良かった様だ。

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