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英語勉強法

学生時代、勉強が特別できたわけではない僕は、当然英語に関しても普通の日本人と同じレベルだった。普通の日本人のレベルというのは、何となく英語の基礎知識はあるけど外国人と会話できないというレベル。これは誰かと比較してとかではなく、一般的にそういうイメージということ。

ラフティングを始め、一年中ラフティングがしたいと思った僕はニュージーランドとオーストラリアに日本の冬の期間行った。始めて行ったのはニュージーランドのQueenstownでここで4ヶ月半働いた。当時全く英会話ができなかった僕は毎日川に行ってお客さんを乗せて川を降りながら英語で何となく会話していた。同僚からもらったアドバイスはとにかく疑問文を覚えろということ。お前の英語力は赤ちゃん見ないなものだから、子供みたいに何でも聞いたらそこから会話が生まれる。なるほど、今考えても非常に良いアドバイスを貰った。

Where are you from?
How long are you staying in Queenstown?
What are your plans after this?

こんな簡単な疑問文を覚え、ボートに乗ったいろいろな国からくるお客さんと会話した。

オーストラリアでは二人のオージーのシェアメイトと一緒に1年以上暮らしたので、少しは会話ができる様になった。とは言え、今考えると深い話をしたわけでもなく、日常会話程度だ。

ラフティング選手になってからはいろいろな国に行ったが、特に勉強をすることもなく過ごした。ただ、世界一に初めてなったときにインタビューを受け、その映像を見て、あまりにも話せてなかったので、次の年はもう少しまともに受け答えができる様にリスニングだけは少しやる様にした。

ビジネスマンに転職して、日常的に英語を使う様になり、これまでの英語力ではついていけなくなり、さらにプロジェクト管理のため海外赴任するために、TOEICのスコアを提出することになった。特に何点以上ということはなかったのだが、社長から800点は取れという指令を受け、勉強を始めた。

取り組んだ勉強法はlisteningを通勤時間に行い、readingはスタディーアプリで勉強した。勉強を始めて1ヶ月くらいでまずは現状把握のためにTOEICを受けた。最初のテスト結果は700点。まぁreadingは半分くらいしかできなかった。readingは時間がかかると判断した僕はlisteningで点数を稼ごうと思い、どうやったら点数が伸びるか考えた。TOEICのlisteningは色々な国の人が問題文を読む。僕はBritishの聞き取りが苦手で、これを克服するためにBBCnewsのPodcastsを聴く様にした。同様にPodcastsでAmerica, UK, Australia, Japaneseなどいくつかの国の人が話すチャンネルをランダムに聴く様にした。勉強を始めて1年ちょっとした時に受けた試験では790点、目標までは少し届かなかったがlisteningは495点中485点だった。逆にいうとreadingはやはり少しずつしか伸びていないのだが。

直後に赴任してきたので、それ以降TOEICは受けていないが、今も毎朝Dualingoをやり、仕事中は英語で話し英文のメールを読み書きし、仕事が終わったら毎日必ずNetflixで海外ドラマを英語で見ている。当然だが、人生で今が一番英語力は高くなった。Writingとreadingはまだまだ苦手だけど、今は自分で文章を書いて、それをGrammaryで添削してもらっている。これはコロナ期間中、Open classroomsでコーチングを勉強した時にメンターのカナダ人に教わったアプリだ。翻訳はしないけど添削してくれるので非常に重宝する。オンラインで9ヶ月間、英語で勉強したのも、英語力向上にはかなり役に立った。教材も週一のメンターとのセッションも提出課題も各プロジェクトの課題プレゼンも全部英語だったので、かなりきつかったけど、勉強した内容とともに英語の上達に繋がったことは、間違いなかった。

ということで、これから英語の勉強を始めようという人にはぜひListeningから始めることをオススメする。PotcastsやYoutubeにはたくさんコンテンツがあるので、聞き流しているだけでもだんだん耳が慣れて来る。耳が慣れてきたら内容をしっかり理解する様に聞けばいい。TedtalkのPodcastは内容自体、勉強になることが多いのでオススメだ。NexflixもYoutubeも英語のサブタイトル機能があるので耳で聴きながら読めば勉強になる。お金を使わなくても上達できる手段は無限にあるだろう。という、まだまだ英語が下手っぴな自分へのエールも込めて。




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