マグロの話から

末娘とLINEで話をしていると「帰ったら寿司を食べに行こう」という流れ話題になり、マーシャル諸島の排他的経済区域(200万km2、wikiによると世界20位の広さ)の話をして日本の漁船もマグロ取りに来てるよなんて話題にも及んだ。小学校も高学年になると排他的経済区域なんてのも何となく理解できるようになっていて嬉しかった。

マーシャル人はもちろん魚もたくさん食べる。大人も子どもも釣りをする人が多い。僕もこれまでなかなかやるチャンスが無かったがここに来て少しやり始めた。

場所が変わると食事の習慣も変わる。マーシャル人の主食は米。日本が統治していた名残りなのかは正確には分からないが、物価の高いここは米とタバコだけは安い。米は約9kgが一袋で売られていて大体10-13ドル。今のレートだと1500〜1900円くらいか。

末娘と地域によって食事の習慣が違う話になり、マーシャルではウミガメを食べるし、日本人はクジラを、中国人は犬を食べ、モンゴルで食べたモルモットは最高に美味かったなんて流れから長野県民はイナゴを食べる話をした。昔、祖母と田んぼに取りに行った時の話を聞かせて、今度長野に帰ったらイナゴ食べようと約束した。

住む地域によって食事の習慣、食文化は相当違う。その多くは身近に手に入るもの、生きていく栄養を摂ることに有効なもの、何より美味しいものに当てはまる。

同じ民族でも十人十色、食の好みも習慣も違うのでお互いそれを面白がったり尊重できれば、極端な話、戦争なんて起こらないと思う。みんな違ってみんな良い。
イスラエルでも戦争が始まってしまった。ウクライナもまだ続いている。本当に悲しい。

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