初漕ぎ

漕ぎ始めて今年で26年になるが多分一番遅い漕ぎ始め。久しぶりpack raftを膨らませて、シュノーケルや釣り道具など遊び道具を積み込み、隣の無人島まで漕ぎ出す。北東の風に乗っていつもより短い時間で島に着いた。

いつもは週末をこの島で過ごす人たちが何家族かいるのだが、今日は貸切。いつもの木の下にボートを置いて、早速海を泳ぐ。少し沖に出ると1mくらいのサメが近づいてきてビックリした。向こうがこちらに気付き、急いで方向を変えたので助かった。彼はその後、間を取りながら暫く姿を見せてくれた。風が強く大潮で潮が動くからか島の近くには魚がいつも以上にいた。今日は寝坊して干潮より遅く漕ぎに来ていたので、島に長くいる事が出来なかったが、今度はあそこで釣りをしてみよう。

川で漕いでいる頃は、泳いでも水中を除くことは殆どなかったから、その点海は、違う遊びを教えてくれた。釣りは全く上手くならないが、それでも遊びの幅が出来たことは嬉しい。

帰ってビールを飲みながら、昨日から寝かせた生地を伸ばしてうどんを打つ。夜生地を寝かせるのは初めてやったが、生地がいつもよりしっとりしていた。

食い終わったらハンモックに揺られて海風を楽しむ。仕事も生活も大変だが、この時間を与えてくれるここも悪くない。

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