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雑記

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徒然なるままに・・
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2022年12月の記事一覧

言語を学ぶとは

先日、私の好きな人物が監督を務める映画を観てきた。映画の言語はスペイン語。舞台はキューバで監督は日本人。本作の大きなテーマの一つはこれから起こるで広がるであろう民主社会主義について。北欧の国々をスペイン語で発するシーンがあり、フィンランドのことをFinlandiaと発音していた。スペイン語のリズムは英語のそれとは異なり非常に独特で、国名の単語に関しても、英語とは異なるのでとても面白い。私はFinlandiaという単語を聞いた瞬間に小学校の頃、地元の芸術館で行われた校内の合奏演

FROM COURT SIDE

”眩しい陽射しを背に〜”ではない。 ”ゔぁっかもーん”と主人公の頭を殴る渋い声はそこにはない。 14番の色気溢れる声はない。 白髪の仏の、温もり溢れる”ほーっほっほっ”がない。 何がある? 知っているのに、初めて観る様なマンガのアニメという印象。 生き生きとした描写。 後方から伝わるスピーカーの臨場感。 独特の緩急。 無音という空白が醸し出す、何か。 全然BAADではないゾ。 アニメの映画を観るのは、20年程前の猫型ロボット以来? 公開前の発表で、アニ

2022年強迫観念の旅

私の強迫観念との付き合いは5歳の頃にまで遡る。親の話によると、当時住んでいたアパートの階段で登る足を決めて、その足で登れなかったらもう一度登り直さなければいけないということを既に行なっていたらしい。 私の顕在意識に残っているもので一番古いのは、小学生の頃。近所の道には、100m弱に渡ってマンホールの様なものが一定間隔で置かれていた。当時の私はそれを決められた足で渡ることが出来ないと、”これでいいのだろうか”と真剣に考えて不安な気持ちになっていた。時には周囲に怪しまれない様に

ルッコラをかじる 食材の力強さの正体

先日、知り合いの方の畑へ行った。会うのは4ヶ月ぶり。農薬は使わず、いわゆる化学肥料も用いない。そこでは野菜を購入する際は自分で必要な分を収穫する。購入する前提であれば、”味見”も可能だ。ここでいう”味見”とは、育っている野菜をそのまま食することを意味する。私はそのままルッコラをいただいた。うまい。以前もこちらで色々な野菜を”試食”させていただいたが、感じ方が違う。突然、”こんな野菜を食べていれば、食べ過ぎなんてことにはならないのに”なんてことが浮かんでくる。現代の食生活は、言

前頭前野スティミュレイション

先日、ブログを書いていてふと思い浮かんだことがある。 もしかしたら、前頭前野への刺激不足が体調を崩す一つのファクターになりえるのではないか。 あまり誇れたものではないが、私は齢三十にして、新卒から既に5社で勤務している。つまり仕事が長く続かない。一番長く続いた仕事が3年である。 新卒からの1社目から4社目は自身が”面白そう”というある意味直感的なもので選んだ。 しかし5社目は”面白そう”では選ばずに、”安定”で選んでしまった。その安定という言葉には”面白そう”というニュア

Don’t stop

今朝、BBCを覗いたら、フリートウッド・マックというグループのメンバーの方が亡くなったとトップページに出ていた。 私はこのグループを見てふと浮かんだことがある。 以前、ゴールドマン・サックスのCEOはDJをこなすという記事を読んで、とても驚いた。そしてそのリミックス曲として選んだのがフリートウッド・マックだったからだ。”Don't stop”という曲名だ。 私はこの英国のグループの曲は上記しか知らないのだが、"Don't stop"という曲のリリースは1977年。ちなみ