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【FX】 3/2㈬為替レポート #経済ニュース分析 #ファンダメンタルズ #fx 2022

こんにちは。いけぽんです✨

この為替レポートは、主にファンダメンタルズ分析に関する情報をまとめています。

米株や米長期金利、原油価格など為替の影響を与える指数についてや
各主要通貨に関するファンダメンタルズ情報を記載しております。

#ドル円 #ユーロ円 #ポンド円 #ユーロドル #ポンドドル などの通貨ペアで取引されている方や、
#豪ドル #ニュージードル #カナダドル #スイスフラン などの通貨が
絡む通貨ペアでトレードされている方向けに、
役立つファンダメンタルズ分析のまとめを配信していきます。

トレードに活かす為のファンダメンタルズ分析の参考になれば嬉しいです✨

3/2㈬為替レポート

✅米株

ダウ平均は大幅続落。
→ウクライナ情勢が更に深刻化しており、市場はリスク回避の雰囲気を強めている。原油相場が急騰していることも圧迫。

ただ一部からは、米経済が加速していることを考えると、現状の不確実性は比較的短期間で終わるだろうし、今後数週間のうちに明確性が回復すれば、市場が足場を固めても不思議はないとの楽観的な声も出ているようだ。

✅米長期金利

リスク回避の流れから株価の大幅下落に伴って米国債に買いが入り、長期金利は一時1.6%台まで低下。

✅原油

ロシアからの天然ガスの供給が途絶えることから、エネルギー価格の上昇が続き、原油相場はついに100ドルを超えて104ドル台まで急伸している。2014年以来の高値を更新。
→インフレはもちろんのこと、個人消費といった経済への影響も警戒され始めている。

国際エネルギー機関(IEA)の加盟国である米国などは、6000万バレルの原油備蓄を協調して放出することで合意したが、日量で約1億バレルの石油製品を消費する世界経済にとって焼け石に水であり、あまり材料視されていない様子。

◉🇺🇸ドル

2月のISM製造業景気指数が発表され、58.6(予想58.0前回57.6)と4カ月ぶりに反転した。
→ただ、ウクライナ危機に市場の焦点が集中していることから為替市場の反応は限定的だった。

きょうのNY市場はリスク回避の雰囲気が広がり、為替市場はドル買い・円買いの動きが強まった。
→株安、米国債利回り急低下の中、ドル円は上値の重い展開が見られた。
→ドルと円の方向感が同じであることから115円を挟んで狭いレンジでの展開が続いている。

パウエルFRB議長の議会証言が予定されているが、市場は3月の利上げは確実視してい状況だが今回のウクライナ危機を受けて0.5%の大幅利上げはほぼ無いと見ている。
→3月の大幅利上げの確率はほぼゼロ%となっている。
→パウエル議会証言でその見方を裏付ける内容となるかに注目が集まる。

◉🇪🇺ユーロ

ウクライナ情勢が依然として出口が全く見えず混迷を深める中、ユーロは上値の重い展開が続いている。
→ウクライナ情勢の緊迫化が高まるとユーロ売りが強まる状況。

エネルギー価格の上昇がユーロ圏の高インフレは想定以上に長期化するとの見方も出ており、景気への影響が心配されている。
→ECBの当初の年内利上げ期待はここに来て後退している。
→短期金融市場ではECBの利上げ時期の予想を2023年に再び先送りする動きが見られているという。

レーンECB理事の発言で、「戦争の影響を見極める前に刺激策を解除すべきでない。ECBの早まった措置はユーロ圏の景気後退を招く」と利上げに慎重な姿勢を強調していた。

◉🇬🇧ポンド

ロンドン時間に2月の英製造業PMIが発表になっていたが、予想を上回る伸びを示していた。
→仕入れ価格やインフレは依然として高いが、コスト上昇は緩やかになっていることも示されていた。
→市場からは「一時的な安らぎを与えたかもしれないが、エネルギーおよび原油価格の高止まりの兆候は、さらなるインフレ上昇や景気減速の懸念材料となる」との声も聞かれた。

◉🇨🇦カナダ

原油相場は一時106ドル台後半まで急騰しているものの、景気に敏感なカナダドルは売りが優勢。

本日のカナダ中銀の金融政策の発表が予定されており、0.25%(0.25→0.50へ)の利上げが見込まれている。
→既に織り込み済みではあるが、必要であれば追加利上げの意思を表明するものと思われている。

◉🇦🇺豪ドル

本日発表の10-12月期 豪国内総生産(GDP、前年比)+4.2%、予想 +3.7と、予想を上回る強い結果となった。
→豪経済の好調さを裏付け、やや豪ドル買いの反応。
→原油価格の高騰が、資源国通貨である豪ドルの堅調推移にも繋がっている。

🇺🇦🇷🇺ウクライナ情勢

ロシアは非軍事化と中立派(NATOへの加盟を永久に放棄)など、ウクライナが飲むことは非常に困難な要求を崩していないと見られており、事態進展への動きが進んでいない。

本日2日にウクライナとロシアが2回目の停戦協議を開くもよう。
→ただ、両サイドの要求に隔たりがあり過ぎるため交渉延期の可能性も高いととの指摘もある。
ロシアは、戦闘で優位となってから無理な言い分を通すというのが狙いであり、協議開催に向けてウクライナ国内での攻撃を強めるかもしれない。

本日の注目ポイント

●19:00 🇪🇺 消費者物価指数
●22:15 🇺🇸 ADP雇用統計
●23:30 🇺🇸 ブラード総裁の発言
●24:00 🇨🇦 カナダ中銀 政策金利
●24:00 🇺🇸 パウエル議長の議会証言

本日はADP雇用統計、パウエル議長の発言を控えて様子見ムードが広がりそうか。
他にもブラード総裁の発言なども控えており、ウクライナ危機を受けてのFRBの金融政策スタンスを見極める重要な局面となりそうか…。


ご覧頂きありがとうございました✨

以上で本日の為替レポートのまとめは終わりとなります。

是非、これからのトレードに活かしていってください。
最後までお読み頂きありがとうございました!

By いけぽん


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