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人を動かす その前に

仕事でもプライベートでも人に何かをお願いする事がある。
これが「指示」と「お願い」では大きく異なる。今回はこの件についてまとめてみる。
本日も宜しくお願いします。

まず指示とは

具体的に指し示す事。
具体的に相手にして欲しい事を細かく伝え、進めさせる。途中でその指示の通りできているか確認して進捗も確認する。
どちらかというと人を動かす感覚だ。
(今回は機械への指示は省く)
そのためビジネスシーンでよく目にする。
それか奥さんが旦那さんにこだわりの強い買い物を依頼する時など。

ではお願いとは

本来は自分でやらないといけない事を相手に依頼する事。
相手に時間を作ってもらって、相手の善意があって成立する。

指示なのかお願いなのか

依頼する側と受ける側で、両者が同じ認識じゃないと関係性が崩れる可能性がある。
これは仕事中だからといって、上の立場の人から依頼するもの全てが指示というわけではない。立場が強い奥さんが何も文句を言わない旦那さんへの買い物依頼も含まれる。

身に染みて体験した事

以前本来私の仕事と関係ない業務の依頼が他部署よりあった。これは「お願い」である。当初依頼をした先輩も「お願いがあるんだけど」と話を持ってきたのが入口だった。
通常の業務をしながら、依頼を受けた件で先方と打合せや日程調整、各段取り現地作業まで完了させた。
しかし最後の完了報告時に「有難う」「お疲れ様」「ご苦労様」という言葉がなかった。
同じ社内の人間のためにという気持ちで進めたが、今後この人からの依頼は二度と受けないと思う。
きっとその人にとって指示だったのだ。お金を払えばやってくれる一業者への指示という感覚だったのかもしれない。
(もちろん何ももらっていないし、人事評価とは全く関係ない)

責任は取る事

金銭の授受が発生しない事において、最終責任は指示/お願いした側にある。これを受けた側に押し付けては絶対にいけない。それに近い言葉を言ってもいけない。
仮に指示/お願いされた側がミスをしたとしても、途中で確認出来なかった自分が悪いし、その人に依頼した自分が悪い。
それでも納得いかないのであれば、全て自分でやる事をお勧めする。

相手に感謝と労う気持ちを伝える

「有難う」「お疲れ様」などの言葉を伝えて引き受けた事を完了させる。
人を動かすという事はそういうものだ。

これを踏まえ人を動かす

イケオジは上記以外の細かい配慮も忘れない。
人を動かすのが上手い。
単に指示やお願いをするだけでなく、相手の心が動かないと人は動かない。アフタフォローも含めて。
そこを勘違いしない人間になりたい。
お願いした事にイライラしない、1mmでも前に進んだら感謝の気持ちを忘れずに伝えるようにしたい。

奥様からお願いされた買い物を間違って怒られているお父さんたち、やっているだけで偉いと自分を労いましょう!

押忍。
peace。


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