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昭和を生きたイケオジ達-3. 河島英五

河島英五
シンガーソングライター/俳優
男の魅力がたっぷりだった河島英五について書いてみる。
本日も宜しくお願い致します。

男の理想像がつまっている

河島英五の曲は男が溢れている。こういう男になりたいがたくさん出てくる。声も作詞も作曲も歌っている姿もカッコいい。
インタビューやフリートークでも表情も良くカッコいい。
彼の曲のほとんどが酒に合う。
酒を飲んで聞くと、酔っているせいか心地が良い。怒られるかもしれないが、シラフで聞くより良い。そして口ずさんでしまい、歌詞の良さにまた酔い、口ずさむ声のボリュームがさらに上がる。そして繰り返し聞く。
酒に合う歌手ナンバーワンだと私は思う。
今回は代表曲『酒と泪と男と女』のイケオジポイントについて紹介したい。

酒と泪と男と女

作詞作曲:河島英五
1976年リリース
有名なサビは誰もが一度は聞いたことがあるだろう。
男女の違い(人生/価値観の違い)を酒と泪で表現している。驚いたのがこの曲を18歳の時に作った事だ。
18歳の青年が『酒』と『泪』と『男』と『女』についてまとめている。無駄な部分が無い曲名と歌詞である。しんぷるいずべすと。
私が18歳の頃、酒も泪も男も女も何一つ理解していなかった。最近になってようやくお酒の飲み方を理解したくらいで、男に関してはイケオジをテーマに勉強中。しかし、女と泪に関しては一生語れないと思う。
皆さんの18歳は如何でしたでしょうか?

親戚の法事の様子
この曲は法事の様子から生まれたとの事。
そう考えると冒頭の「忘れてしまい事」「どうしようもない悲しさ/寂しさ」も理解できた気がする。
男は酒を飲んで、女は泪を流して受け止めると言うことだろうか。

男の泪は見せられない
だから男は酒を飲むしかないと歌詞が妙に納得できる。この曲の時代は昭和。私は昭和を生きていないので想像しかできないが、きっと男は人前で泣くな、強くあれと教育されていただろう。悲しい時も泣かずに耐え、人前では涙は見せるなと。
だから酒を飲んで飲んで酔っ払う事しかできなかったと思う。これが一種の男の美学だったのだろう。泣き顔を見せるくらいなら酔い潰れるまで飲んだ方が良いという時代だったかもしれない。
この姿から、女の方が偉く男の方ががズルいという歌詞も非常に真意をついてる。

今と違って

昭和やそれ以前の男は、もっとドシっとかまえていたもしれない。リーダーライオンのように。それは筋トレでは身に付かないだろう。
その部分に関しては、学ぶべき部分だと私は思う。ブレないこだわりは何かもう一度自分自身の中で確認してみよう。
引き続き昭和からイケオジの勉強していきたい。

時代おくれでいいじゃないか。

押忍。
peace。

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