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立憲民主党代表選挙2024 泉健太の演説

私からも改めて、能登半島地震およびこの水害で多くの被害に遭われている皆様に心からお見舞い申し上げます。そして、皆さん、立憲民主党はこの能登半島の復旧・復興、被災地支援にぜひとも寄り添い、力を尽くしていこうではありませんか。先ほど、野田候補からもお話がありましたが、私も復旧・復興を最優先と考えています。自民党も今、総裁選を行っている最中ですが、やはり国会を開いてまずは能登を支援する補正予算が最優先だということを、私自身も求めてまいります。

そして、我々が政権を取ったときには、必ずこの能登半島の復興に全力で取り組んでまいりましょう。今日、この党大会は国民の皆様にも多くご覧いただいております。国民の皆さん、今日ここに集う仲間たちが新しい政権を担い、この国の皆様のために働く仲間であります。どうかよろしくお願い申し上げます。

私たち立憲民主党に集う政治家たちは、政治をクリーンなものに変えたいと考えています。いつまでも権力者たちが美味しい思いをし、私腹を肥やし、選挙に勝ち続ける一方で、庶民や国民は苦しい生活を強いられ、格差は拡大しています。親も子も行きたい進路を選択できない、こんな国に誰がしたのでしょうか。皆さん、自民党の政治が国民に向かない政治を作ってしまったのではないでしょうか。だからこそ、我々立憲民主党は立ち上がります。今、全国各地で多くの仲間たちが立ち上がっています。この3年間、総選挙に負けてからの党運営は過酷な試練の連続でした。しかし、地域を応援し、野党第一党として我々が政権を担うための政策をしっかり立案し、他の野党との対話を重ねていく中で、地域の皆さんが「やっぱり立憲民主党だ!」と声を上げてくださり、旗を振っていただいて、党勢は徐々に回復してきました。

楽なことばかりではありません。むしろ、本当に大変なことばかりでしたが、先の統一地方選挙で立憲民主党の議席は増えました。そして、皆さん、この4月、長崎、島根、東京で我々は多くの国民の皆さんから信託をいただいたのではないでしょうか。国民の皆さん、改めて感謝申し上げます。今、自民党に勝ちうる政党は立憲民主党です。そして、自民党を上回る政策を持つ政党も立憲民主党です。私は政権を担った際、国民の皆様にお約束いたします。外交、平和外交を行い、安定的な外交を実現します。そして、我が国の持つ平和や技術力、経済力を活かして世界に貢献いたします。

また、安全保障、国の守り、国防は大変重要です。私は責任を持って皆様の命、領土、領海、領空を守り抜きます。しかし、だからといって防衛費を無制限に膨らませるわけにはいきません。何より、そうなれば困るのは現場の自衛隊です。ぜひ皆さん、我々は着実で、皆様にとっても安心いただける防衛政策をこれからも続けてまいります。

そして、私は今回「日本を伸ばす」という政策を掲げています。皆さん、立憲民主党はアンチビジネスではありません。この国の産業を豊かにし、地域経済を膨らませていくことこそが立憲民主党の目指すところです。これまでの自民党の経済政策は、むしろ勝ち組を一部作り出し、どんどんお金が集まるところに集まってしまう、そういう経済政策でした。我々立憲民主党は地域を大切にします。農業、観光業、地域の再生可能エネルギーを重視し、地域経済を盛り立てます。

もちろん、介護や保育の現場で働く方々の待遇改善、そして働く皆様が安定して将来設計ができるようにすることこそが少子化改革につながるのではないでしょうか。ぜひとも、皆さん、私たち立憲民主党が前向きな政策を持いることをお伝えしたいと思います。そして、この厳しい3年間を経て、私は党を再生させてまいりました。まだまだ、ここからです。皆さん、ぜひとも一緒になってこの立憲民主党の旗を掲げ続け、確固たる日本の政治の中で立憲民主党がこの日本の政権を担っていこうではありませんか。ぜひとも、私は党を終わらせず、仲間を大切にし、責任を持ってこの党を率いることをお誓い申し上げます。これが私、泉健太からの訴えです。ありがとうございました。

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