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「戦争理論」を学ぶのが楽しすぎる

どうも池本です。

ほっといたら延々と仕事をしてしまうので、たまに娘に「パパあそぼ」と言われると「あ、最近あまり一緒に遊べてないな」と感じてしまいます。
3歳の娘と遊べるのは今だけ…と思いつつも、今の自分にできる仕事や創造も今だけ…という葛藤に悩まされています。

さて、このnoteは。
最愛の娘へおもしろい未来を贈るため、「おばけのパッチ」というキャラクターを100年後も続く存在にし、「絵本」や「メタバース」におばけの世界を創る1人のパパクリエイターが、いま思ってることを書いております。

というわけで今日は『戦争の勝ち方の理論を学ぶのが面白すぎる』というお話をさせて頂きます。

危ない思想の持主というわけではなく、シンプルに自分の活動や仕事で役に立つんですよ。



戦争理論が現代で役に立つ理由

先にお伝えしておくと、今日書いておくのは「ランチェスター戦略」「孫子」についてです。

今回は詳細を説明するというより、2023年を生きている池本将がこんなことを学び、考えながら生きているを残すために書いておきます。
詳細を知りたい方は、私が学んだ本のリンクも貼っとくから買って自分で読んで下さい。

で、この2つは時代は違えど、ともに「戦争」についての戦術や戦略についてまとめた物らしいですよ。

「戦争」というと、平和な現代の人からすると「学ぶ必要ないやろ…」「危ないやつやろ…」と思うかもしれませんが、そんなことありません。

「戦争」とは『負け=死』です。
人間以外の生物の食物連鎖に似てますね。

だからこそ、昔の天才たちが「どうすれば死なないか」を、文字通り死に物狂いで考え抜いたものが「戦争理論」です。

だからこそ、だからこそ。
現代の人間が見た方がいいのです。


今の人間ってさ。
道行く人に殺されて食われたりしないじゃん。
戦争は基本ダメでーすって感じじゃん。

それはそれでとても幸せなことなんだけども、つまりそういった『生物本来の生存本能』の牙みたいなものを完全に削られちゃってるんです。

そんな中。
死なず、生きるために必要なことがまとめられた「戦争理論」。

学ぶしかないですよね。
学ぶことで生存することが当たり前だと思っている人たちに負けることは無くなりますよね。

という感じで私が実践してる2つの理論をまとめておきます。


弱者逆転「ランチェスター戦略」

1914年、フレデリック・ランチェスターさんが書いた本に書いてあった「ランチェスターの法則」。
そしてこれを用いた戦略が「ランチェスター戦略」です。

ざっくり「戦争」への活かし方で書いておくと……

戦闘力って、兵士の数と兵器の質で数学ではじき出せるよね。
全員が槍で戦うときは1人の兵士が1人としか戦えないので、シンプルに兵士の数が多い方が勝つ。
だけどマシンガンを使うと1人の兵士が複数人をランダムに攻撃できるので、また別の数式になる。

ざっくり「ランチェスターの法則」

みたいな感じ。
最近だとビジネス方面に反映されて、「弱者逆転の戦い方」として注目を集めています。
もちろん内容的には弱者だけでなく、強者の戦い方も書いてありますけどね。


先にビジネスにおける「ランチェスター戦略」の「強者」「弱者」の定義を書いておきますね。
「強者」……シェア26.1%以上の業界トップ
「弱者」……その他

基本的にその業界シェアの4分の1を抑えてる1位が「強者」なわけですね~。


「強者」は、もう物量で弱者をぶっ潰すという単純明快な戦略が主です。
特に、「弱者」のやってることを真似して少し改良して、市場に物量を流し込むとかが有効らしいです。
あとは本拠地から遠い場所でも、遠隔で戦うことができるという。
まさに社員(兵士)の数も多く、資金も潤沢にある企業の戦い方って感じです。


いやいや。
私たちが知りたいのは「弱者」の戦い方ですよね。
なぜならランチェスターさん的にいうと、私も含め世界のほとんどの人が「弱者」だから。

というわけで「弱者」の戦い方はまとめるとこんな感じ。

  • 一騎打ち

  • 局初戦

  • 接近戦

「弱者」が「強者」と戦う時、量で勝とうとすると100%負けます。
なので戦う業界の領域や地域を絞って、狭い範囲で戦っていく。
そしてその狭い範囲のシェアを取っていく。
そして遠隔では戦わず、懐に入り込んで直接叩くという。

ボクはこの「ランチェスター戦略」の「弱者」の戦い方をものすごい実践しています。

なぜなら絵本業界やメタバース領域についても、総じて私は「弱者」なので。

👇読んだ本👇
※アフィリエイトとかじゃないから安心して飛んでください。


戦いの全てがここにある「孫子」

「孫子(そんし)」って聞いたことはあると思うんですけど、いつの時代を生きていた人が書いた本だと思います?

まぁ私も知らなかったので調べてみたんですが……
驚きの紀元前500年頃、孫武(そんぶ)って人が書いたらしいです。

それが今も読まれてるし、スティーブ・ジョブズや孫正義の愛読書なんだとか。
……って、中田敦彦のYouTube大学で言ってたぜ。

いやおもしろいよ、「孫子」。

この書を生み出した孫武って人も、中国春秋時代を生きた軍事思想家で、要するに兵法書なのです。

『負け=死』である戦で、勝利をつかむために行うべきことが書いてあるんですよ。


とはいえ私、「孫子」の本は最近読み始めたばかりで最後まで読めてないので、動画に載ってたことを交えて説明すると……。

※ちなみに今読んでる本👇👇

まずは「とにかく戦う前の準備を怠るな」とのこと。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」とは有名な言葉で、「自分のことを知り、相手のことを知れば、どんな戦いも危うくはない」ってやつ。

現代でいうところの「市場リサーチ」ってやつですよ。
まずは自分が戦おうとしている業界にどんな敵がいるのか、どんな商品サービスを出しているのか、その顧客層はどこなのか、徹底的に調べ上げろとのこと。

そして自分のことについてもです。
今の自分の武器は?
仲間は?
地の利は?
徹底的にリストアップしていきます。

そしてこれらのリサーチの中の「希望的観測」の一切を排除せよと。
「こうなったらいいな」を排除して、現実に目を向けたうえでこれらのリサーチを行えと。

これらを行うことでやっとこさ「危うくない戦い」ができるんだってさ。

大事なのは『これで勝てるよ!』とは言ってないところ。

そう。
この「孫子」なのですが、徹底的に「戦うな!」「戦う前になんとかできるならなんとかしろ!」を説いています。
ちなみに「戦うときは一瞬でやれ」って感じです。


あとは「戦わずとも、相手が自滅するまで待て」とか。
実はこれは私も今まさに実践しています。

要するに世の中で「自分のキャラクターを生み出そう!」という人はたくさんいるわけですよ。
そして「このキャラクターを使って事業化しよう!」という人もたくさんいるわけですよ。

でもそういった人たちも、1年後、2年後、5年後、10年後……と時間が経つにつれ、消えていきます。

理由は分かりません。
「そんな簡単に稼げるビジネスじゃない」と後から気付いたのか。
途中で生活が苦しくなったのか。
飽きちゃったのか。
でも事実消えていくわけです。

すると、あら不思議。
周りにいたライバルたちは勝手に負けていくのです。

……みたいなことになるだろうな…と、「おばけのパッチ」というキャラクターを私も生み出した当初から考えていたので、とにかく「おばけのパッチの創造を続けるためのシステム創り」を考えながら、走ってきました。

そして「元々1人で始めたことだし、1人でも走り続ける」と思ってきました。

……まさかこれが "孫子ってた" とは思いませんでした。


▼▼▼

という感じで「戦争理論」の大切さについて、だいぶざっくり雑に書いておきました。

私自身、「ランチェスター戦略」は勉強して実践中なので、今は「孫子」を勉強してガシガシ実践してみようかなという感じです。

ぶっちゃけ『勝つ』とか『負ける』とかは分かりませんが、せっかくなら世界的に人気なキャラクターを娘に残したいという思いはあります。

そのために『勝つ』必要はないかもしれませんが、『死』んではいけませんん。

これからも死なぬように、「戦争理論」を始めとしたあらゆることを学んでいこうと思います。

では。


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