【イタリア】ベラルーシ大使館に大型爆竹
イタリア・ローマにある日本国大使館から、頻繁にメールが送られてくる。
その内容は、主にデモやテロへの警戒についてや、催しやお知らせ、近年は新型コロナウイルスに関する情報を細かく発信している。
これにより、イタリア語が分からなくても、しっかり状況を把握することができるので助かっている。
今朝、こんなメールが届いた。
このような事件が起きたようだ。
実際の映像がこちら。
二人の男が現れて、投げ込み逃げる姿が映っている。各所にある監視カメラなどから、犯人を捕まえるという。
映像から分かるように、住宅地の中にベラルーシ大使館はある。この地域では轟音に驚いただろうし、恐怖心を抱いた人も多くいただろう。戦争の影響はこんな近くにまでやってきている。
ウクライナでの惨事は、ニュースを見るたびに心が病む。一方でいつも通り暮らしていることに、少しの違和感もある。実際、ロシア軍の侵攻が始まって依頼、勤めているレストランの客足も遠のいている。悲しい出来事が起きているのに、外食する気分になれないのだろう。ニュースを見た直後は、毎回、複雑な気持ちになるからよく分かる。
だが、同じように質素に暮らすことは意味があるようでない。また、ガソリン代が高騰しているが、需要と供給を回していかないと、経済恐慌が起こってしまう。
これから、生活において物価が上昇していくだろう。「今のうちに」と、買い貯めして備えておく人もいるはずだ。そんなことをして意味があるのか、誰かの迷惑にならないのか、いや、やっておくべきなのかも…と、葛藤しわだかまりを抱きつつも、毎日コマを進めていくことしかできない。長引く戦いに、私たちの心境にも翳りができている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?