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【イタリア】シンクの排水溝は日本ほど優秀じゃない

日本のシンクは機能的で使いやすいなと、

イタリアに来てから気づきました。

マンションに住んでいた頃には、

生ゴミも水も一緒に流れ、溜まったゴミは

蓋を閉めると裁断する機能がありました。

これにより生ごみの量が格段に減っただけでなく、

また洗うのも簡単で、排水溝の部分は

シンプルな構造なので、毎日手入れしようと思えば、

何なくできる優れものです。


イタリアのシンク

一方でイタリアでよくあるシンクの排水溝はこちら

穴の手前に、花のようなこれをポコッとはめるだけ。

生ごみをここに流れないように、手前で下ごしらえしなければなりません。

このポコッを押すと、栓になる仕組みなので、

水を溜める時に使います。

花型のポコッを取ると下はすぐに管へと続きます。

たまに、使い終わった歯ブラシを穴へ

無理矢理押し込んで掃除していました。

歯ブラシはボロボロになるし、思うようにできないしで耐力消耗…。


しかし、

最近、この部分を退けて掃除する技を知りました。

インスタで誰かが投稿したので出本はよくわかりませんが、

とっさに思い出したのでやってみることに。


排水溝の掃除方法


中央部分に円があります。

ここを、さっきのポコッの淵を円の溝にはめて、

回転させると、何ということでしょう…


みるみるとネジが上がってきました。

いざ、退けてみると。。。


もう、ここでは書けないくらいの汚れでした。

夫に見せるのも躊躇するほどの衝撃。

無かったことにするために綺麗さっぱり、

そそくさと取り除きました。

そして元に戻し、お掃除完了!


ゴミを捨てようと、シンクの下を開けたら、

なんと、

雨が降っていました。

濡れていた状態は見せられないので、
綺麗にして、さらにモノクロに加工しました。


。。。。。。


排水溝の部分を取ったのはいいけれど、

水を外へ逃がさないようのゴムまで洗ったので、

どんどん水が下まで流れ出たのです。


バカバカバカバカ!


考えれば分かることなのに!

今日はなんだか眠い日。

ゆっくり休も〜 と思った日にこれです。

こんなもんですよね。



半泣きでしたが、ついでにシンク下も綺麗になったので良かった。

我が家には、もう一つシンクがあります。

猫が外を見れるように板を置いてありますが、  

この下はシンクにです。

なので、もう一つ外して掃除する勢いでしたが、

今日はここまでにしようと片付けました。


お掃除にスイッチが入ることはいいことですが、

たまにこんな失敗もつきもの。

次はいつ取り掛かるのか…


落語家の林家たい平さんは、「家事好き」だとか。

その理由が「すぐに結果が出るから。」なるほど。

綺麗になる、ピカピカになる、整うなど、

やればやるだけ美しくなります。

成果がすぐ出るのは確かにヤル気にもつながります。

そんなことを知ったのもあり、意気揚々と始めたんですが…


いきなり入りがちなスイッチ。

調子良く初めたのに水の泡とならないように、

どうぞ「水回り」だけはご用心を!

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