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【イタリア】日本の免許証で運転しています
イタリアの自動車学校に行かず、日本の免許証で運転しています。ですが、そのまま持っているのではなく、イタリアで使えるように書き換えています。
平成15年9月29日、日・イタリア政府間で運転免許相互試験免除に関する取極が締結されたことに伴い、イタリア政府は同年10月29日より、日本の運転免許証からイタリアの運転免許証への書換えを開始しました。書換え申請は、各県陸運事務所( Motorizzazione Civile ) のほか、アウトモービレ・クラブ( Automobile Club ) 、自動車学校 ( Autoscuola ) 等手続き代行機関で行うことが出来ます。
ただし,イタリアでの住民登録が4年以上経過してしまった方の日本の運転免許証からイタリアの運転免許証への書換え手続きは出来ない規定がありますので,ご注意下さい。
1年以上、4年以内の人がイタリアで運転できるように書き換えることができます。4年以上だと、運転していないとみなされて申請できないようです。このような場合は、イタリアの自動車学校へ行く必要があります。
イタリアで運転する場合
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■ 一年以内の滞在 ■
留学や仕事など短期間での滞在ならば、日本の運転免許証に加え、「国際運転免許証」を取得します。
私も留学当時はこれを所持していました。でも使いませんでした。友だちが運転してくれたので、もしもの場合という立場でした。リスクを考えると、運転しない方法で、旅程を練ることを勧めます。
■ 一年以上の滞在 ■
イタリアに一年以上住んでいる場合は、イタリアの免許証に、書き換えなければなりません。もしも、取り締まりの対象になり発覚した場合、書き換え不履行の罰金となり、日本の免許証の没収されます。
□ 書き換え作業 □
イタリア滞在が1年と1日でも超えたら、イタリア在日本国大使館の指示に従って書き換えなければなりません。
私が所有している、イタリアで使える運転免許証はこれにより取得しました。
1)申請書、現在所持している運転免許証が日本で発行されたものであることを申告する書式各1部(申請書及び申告書は各陸運事務所、手続き代行機関に備えている)、写真3枚(医師診断書用を含む。身分証明書用サイズ。カラーで鮮明なもの)
(2)日本運転免許証
(3)日本運転免許証の翻訳証明(大使館、総領事館発行のもの)
(4)住民登録証又は滞在許可証
(5)医師診断書
(6)市役所発行の身分証明書
手続きから取得には、私の場合約2ヶ月かかりました。ですが、申請の際に、日本の運転免許証を彼らに提出しなければなりません。この免許証は後に、イタリア在日本国大使館へ送られるようで、私も必要かどうかの連絡がありました。しかし、いらないと断りました。その理由は…
□ 一時帰国で紛失届 □
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免許証を提出し、持たないまま帰国しなければなりませんでした。
ですので、すぐさま地元の免許センターへ行き、「紛失届と更新」を同時に行いました。珍しいタイプの申請だったようで、事務所ではバタバタしているのを感じました。結構時間がかかり、講習を受ける時間が短くなりましたが、無事に受け取ることができました。
悲惨なことに、この直後にスピード違反の罰金を受けることになります。とんでもない失態。警察官である従兄弟に言うと、ちょうどこの日、当時の首相であった安倍総理が地元を訪れている時期であり、厳重な警備網が敷かれていました。そうとも知らず、田舎道で速度を出しすぎて呼び止めらたということです。人生において初めての交通違反でした。
これまでキープしていたゴールド免許。ついに色が変わる時が来ました。しかし、
2020年 日本の免許証失効
2020年に日本の運転免許証の有効期限が切れました。
しかし、帰国できないので放置したままになっています。
イタリアにいながらにして、婚姻届、出生届、パスポート更新、在外選挙投票などはできるのに、運転免許の更新はできません!こんなに不便なことはありません。海外に住んでいる日本人は、毎回このために帰国しなければならないんです。おそらく国の管轄ではなく、各地域の警察署によるものだからです。
一方で、これがあるから帰国できるという人もいるでしょう。だから、期限が切れるタイミングを見計らって旅程を組みます。
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もう一度免許センターへ?
海外で暮らしている、日本運転免許証保持者は、ここ数年帰国できない時期がありました。そんな人のために更新の案内が存在します。
・海外赴任前に、最大5年の更新を失効前でも可能
・海外赴任中の人は、有効期限前でも一時帰国で更新できる
・海外で免許証を持っている人は、視力などの検査のみで失効期限なく取得できる
・海外で免許を持っていない場合は、失効3年以内、帰国後1ヶ月で更新
私の場合は、次の帰国で更新すればいいと書いてあります。(私の解読が間違っていなければ)
帰国はいつするべきか
夏の暑い時期に日本に帰りたいと考えています。また冬になると、ウィルスが出回るはず。なので今のうちに!と思ったのですが、もう夏の航空券はなくなりつつあります。このままでは秋になってしまいまそう。さらにワクチンの接種を求められる可能性もあるはず。まだイタリアでは、医療従事者以外の人は、ワクチンの4回目接種は指示されていません。
さらに、ロシア軍のウクライナ攻撃により、ロシア上空を飛行することはできません。避けたルートは少し距離が伸び、燃料費もどんどん上がっています。航空券への影響はもっと出ると考えられます。
帰国できるうちに帰るのが一番!
明日は、どの航空会社が安いのか。旅行時間がどのくらいかかるのか、機内サービスなどの面から、一番ベストなルートを探ってみます。
では明日、Ciao Ciao a tutti!!
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