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猫シッター再び!〜深めすぎた愛はどうすべき〜

日本から帰って来たと同時に、

近所に住む友だちが日本に帰国。

猫ちゃんを預かることになりました。


前回は夏休みに約1週間預かりましたが、

それが思いのほか楽しい日々でした。


そして今回は1ヶ月間です。

数日は鳴き止まず、どこ?いつ帰るの?と

ずっと訴えかけてきました。

食事も細く、食べたり食べなかったりを繰り返しました。

一緒に暮らしよく遊ぶようになると、

楽しくなったのか、もう気持ちを切り替えたのか

気づいた時には鳴かなくなっていました。

お腹を見せるようになり、



なでて


と誘われている感じがします。


段々と一緒に行動することが多くなってきました。

食事も団欒も就寝もいつもそばにいます。


仮眠も一緒に取るので、静かに過ごすんですが、

問題は夜や明け方です。


夜に活発になるらしく、一人で遊んでいる音が聴こえます。

それだけならいいのですが、

寝ている私たちの上に乗ってきたり、

ニャーと鳴いたり、クローゼットのドアをスリスリ擦ります。

これにしばらく寝不足になりました。

友人に相談すると、「日中にもっと遊んであげて!」と。

仕事に出掛けて、日中はあまり意識していませんでした。

ヨシッと、おもちゃのボールで遊ぶようにしました。

すると、音のなるボールを持った瞬間からスタンバイ。

遠くに投げると、それを目掛けてダッシュします。

投げたボールは持ってこないので、そこへ取りに行き、

今度は違う方向に投げる。

右や左に動いています。

しばらくするとみんなでハァ〜

その夜は、流石にお越しに来ませんでした。

成功!

それからはしばらくボールで遊んでいたんですが、

段々、夫とも距離を近づけてきたことから、

新しいおもちゃを購入。

釣竿のようなスタイルで、ゴム紐の先に

モサモサの毛のネズミがついているもの。

これで喜んで遊ぶようになりました。

これも音がするから、持つと興奮し出します。

ビョンビョンと上げるとジャンプします。

捕まえようと必死になりちょっと怖いくらい。

今度は逃げるふりをすると、凄い勢いで追いかけてくる。

時には私より先に行くから、

何が目的なのか分からなくなります。

寝室まで走り、ベットの上にネズミを置くと、

勢いよくジャーンプ!牙を剥き出しにしながらカブリッ

また今回も仕留めました。

青い目が澄んで美しい


そこから私の巻き返し。

噛まれたネズミを棒を振って逃がそうとします。

離れたところでまた走り出す。

今度はソファーの上へ飛び乗り引っ掛ける。

そしてまたベットへの繰り返し。

学習したから、帰宅したら瞬間から煽ってきます。

すぐに寝室に向かって走り出すんです。

「追いかけてこいょ!」と言わんばかりに。

今度は新たにカーテン越しにネズミ探し。

どこにいるでしょう?と音で伝える。

そのゲームも気に入ったらしく、カーテンのそばで待ちます。

この頃、寒くなってきたので毛布を出しました。

すると、今までにみたことのない行動をし始めます。

モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ

キャー‼︎ カワイイー‼︎ と叫びたくなるくらいですが、

グッと堪えて見惚れました。

それからしばらくして悲劇は起こります。

なんと明け方、いつものように足元で寝るんですが、

私のうち太ももに足を置いたと思ったら…

モミモミモミモミモミモミ

信じられない‼︎ 毛布だけかと思いきや、

私の一番のコンプレックスである太ももに

モミモミを気に入ってくれたのです‼︎

悲しいんだか嬉しいんだか。ぃゃ、悲しいが勝つか。

毛布みたいに柔らかいね。と言われている。

これはこれは貴重な経験をすることができました。


それからさらに、

私たちとの距離をどんどん縮めて、

もう家族の一員と感じる存在に。

寝ている間にスリスリ攻撃する夫
寝起きのグダ〜
トイレにもついてくるの


距離をどんどん縮めた頃、お迎えは来ました。

片付ける私たちにソワソワして気づいている様子。


友人が迎えにくると、ニャーと出迎えました。

キャリーバッグを出すと潜り込むように中へ。


やっぱり帰りたいよね。。 。

そうよね。

でも、楽しかったと思って欲しいなぁ。

隣で夫は半泣き。

もう会えないと思うと寂しくなったようです。

でも、来週末に食事に誘ってくれたのでまた会えるょ。

静かになった家。

ドアの開け閉めに気をつけてなくていいこと、

夜中に足元に誰も来ないこと、

いつもの場所に目を移してもそこにはいません。

寒さが深まると共に寂しさも募ります。


猫シッターは、友人のためになるし、

楽しい日々を体験できるので良いのですが、

その分、後の寂しさも強く残ります。

夫は本気でラグドールを飼いたいと考えているかも。

大人しく、従順で、愛嬌のある猫ちゃんに、

惚れない人なんていないくらい。


猫のいる生活っていいもんですね。


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