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中華春巻焼餃子雲呑汁之会

久しぶりに日本人で同学年の友だちと会うことになった。いつも彼女とは、バールで朝食を摂って、買い物に行ったり街ブラしたりして、朝から夕方まで喋りっぱなしの6時間を過ごす。

今回は、「料理de発散の会」
食べたいものを作って食べるだけの会。恋しい日本食を作る時もあれば、一人じゃなかなかやらない、手間のかかるものを作る。

初回は、アジフライ
魚屋のおじさんになぜか気に入られて、安く鯵を購入。パン粉がないから生のパンを器具でおろしたから、ザクザクのふわふわに揚がり満足。捌き担当と揚げ担当とに分かれて黙々と作業し、二人の手際の良さに高揚感を抱いた。

二回目、太刀魚料理
またも、魚屋さんのご好意で、今度は太刀魚をタダでもらった。これもなぜかは分からない。おじさんのオススメ通り、ニンニクとオイルとトマトで焼いて塩胡椒するだけと。パスタにも和えたし、友だち自家製のバジルバターでムニエルにしたのも絶品だった。



三回目、夏のフルーツランチ
暑い日に火を使いたくなく、フルーツをメインにした料理に。桃とモッツァレラのカプレーゼ、生ハムメロン、ブッラータ、すもも プラム、惣菜パンのみという、カラフルな食卓になった。



四回目、ラーメンとモンブラン
秋の味覚三昧の予定が、今年は雨が多かったのでポルチーニ茸の不作。市場に出回る時期が短かった。タリアテッレは断念し、他に思い浮かばなかったので、急遽ラーメン作り!麺は買って、スープはスペアリブから煮込んで、豚肉の簡単チャーシューも。冷凍の肉まんを見つけて、蒸し器でふわふわにできあがった。

デザートは念願のモンブラン。圧力鍋で炊いて潰してクリームに。生クリームを買い忘れて、マスカルポーネで代用したら、こっちの方が美味しい!新たな発見だった。絞り袋もないし、時間もなかったので、クッキーにクリームを山盛りのせて完成!


そして今回
五回目、中華巻き焼き揚げ祭
普段、二人とも揚げ物はあまりしない。久しぶりに意欲が高まり、包んで揚げようと盛り上がった。

各々皮は購入し、具材を買いにスーパーへ。
キャベツ、ネギ、ニンニク、生姜、もやし、鶏肉、豚挽肉、エビを買って、いざ調理開始!意外にもスーパーに鶏挽肉の種類がなくて、胸肉をミキサーするところから。野菜も全部ミキサーで細かくして混ぜてて、濃いめの味付けで包む!


・春巻きは、友だちのお母さんの味を再現
      キャベツ、人参、もやし、
      豚肉、きのこ、卵を巻いていく
・小春巻きは、中国人の同僚に聴いたレシピ
      豚肉とエビとネギのみの中華風
・変わりダネ
      二種類のチーズ、アボカド、チョコレート

全部で100本

餃子とワンタンは同じ具材で
      キャベツ・人参・ネギ・生姜・ニンニク
      豚挽肉・鶏挽肉を包んだ。
60個完成!

餃子の皮かと思って買ったワンタンで、餃子のように焼いたら、バリバリな皮になり餃子じゃなかったので、友だちはリベンジして、ワンタンスープを作り出した。同じような皮なのに、スープに入ると、モチモチ・つるんとした舌触りで、明らかな違いを感じた。

餃子は、粉と水と塩に対し、ワンタンには卵白やかん水がはいっているらしく、そもそも違うものだと知った。


半分を冷凍にして、一つずつ揚げて食べた。
もうそりゃ絶品‼︎ 達成感で満たされた。

いつも思うが、作り上げる喜び、食べて満足するだけでなく、何も決めずに二人が自分の担当を見つけて、黙々と作業し、片付けまで滞りなく行うことが何より気持ちいい!!

私たち餃子屋できるんじゃない⁉︎って喜んでいたほど。

イタリアには、生パスタ専門店がある。
スパゲッティやタリアテッレなど、パスタだけでなく、肉詰めされたラヴィオリやトルテッリーニなどとスープで食べるタイプも売っている。

その隣で、餃子と春巻きなんていかがでしょうか〜?

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