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【イタリア】ドラギ首相の印象 (素人の目)

イタリアのドラギ首相の辞任が決まりました。
 
大統領は待ったをかけましたが想いは届かず…

経済のスペシャリストだけに皆期待していました。
 
連立政権がまとまらず、辞任を決意したとのこと。


ドラギ首相どうだった?

一市民として感じたことを素直に書きます。
 
合っているかどうか分かりませんが、 
 
自分なりに考えてみました。
 

コロナ禍において、ドラギ首相は強行突破で
 
経済を回すことを優先的に進めてきました。

 

それまで国民は、収束しそうにないウイルスと停滞に
 
不安や疲れを感じていました。
 
そこをにメスを入れるように、次から次へと
 
あらゆる規制をいとも簡単に解除。
 
これまで押さえつけられていたものが、
 
一気に自由へと駆け上がっていきました。

 
以前のような暮らしを求め人々は、
 
本来の姿である「活動的」になっていきました。
 

それもこれもワクチンを打ったから。
 
重症化しないなら、気をつけながら前進する。
 
これは、経済畑でやってきた、

ドラギ首相にしかできなかった舵取りだと思います。
 


世界へ門戸を開く 

イタリア国民だけを見ていたのではありません。
 
ヨーロッパ内でも、いち早く
 
外国からの観光客の受け入れを行いました。

 
今年の春ごろ、街の中で外国人家族を見かけると、
 
「えっ、もう自由に旅していいの?」と感じるほど、
 
以前のような光景が溢れるようになりました。


 飛行機だとワクチンや証明書などが必要になりますが、
  
車なら、問題なく通過できます。
 
そんなこともあり、

多くの欧州人は車でどんどんやってきています。
 
もともと車での移動は多いですが、
 
感染の心配をして車を選んだ人は増えたはず。
 
友だちも、もし感染し飛行機に乗れなかったら…
 
と考え、何十時間もかけてパリまで車で行きました。
 
その後、本当に感染したからあの時の判断は
 
正しかったと伝えました。


 

今はキャンピングカーもクルージングも稼働し、
 
波のように外国人が急に増えたり減ったりを
 
繰り返しています。

 


次の担い手は


ドラギ首相にとってまだ道半ばだったと思います。
 
思うように発揮できていなかったでしょう。
 
終えた後でも変える機会はまだあるはず。
 
的確な導きができる存在でいてほしいです。
 


 
さぁ、次の担い手はどこに重きを置き

どのように舵を切るのか。

今の予測では保守的だとかロシア寄りだとか言われ、
 
あまりいい印象を受けていません。


 
9月の総選挙でいったいどんな結果になるのか…

 
今年は「破壊と再生の年」

 期待と不安が背中合わせになっていますが

 一新することは悪いことではないですね。



では、今日はこの辺りでciao!

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