「非科学的」のグラデーション

いろんなことを見てて思うこと。

「非科学的」って一つに括られがちだけど、そうじゃないんだよなと。少なくとも「未科学」「非科学」「反科学」の3つくらいには分けて考える。

「未科学」は経験的にはある程度正しいと分かっているけど、エビデンスが不足しているもの。代表例は漢方に代表されるいわゆる東洋医学。まあこれはそもそも非科学的とはみなされないと思うが。

「非科学」は科学的な因果関係(ここでは統計的な話。心理学的な側面もあるが)は否定されているもの。例えば占いとか。とは言え存在を否定されるものでもなくて、文化的に意義があるのならアリだと思っている。

「反科学」は明確に科学的なエビデンスと矛盾しているもの。ホメオパシーとか、反ワクチンとか。これに対しては明確に存在を否定されないといけない。

実際はこのように3つに分かれるとは限らないが、どの位置にいるかを考えることは重要だと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?