さよなら、Catlog Board
どうもこんにちわ。社畜のワイです。
前回のnoteで家の断捨離をした話をしたんですが、相変わらず断捨離は継続していましてね。
まぁヒマな人は読んでみてください。
今日は #CatlogBoard の話をします。
今までは私の激推しハイテク首輪「Catlog」について
まるで回し者のように「最高、是非使ってクレメンス」と布教活動をしてきましたが、
本当は同じくらいCatlog Boardもオススメなんすよ。
今日はその「Catlog Board」とお別れした話をします。
※Amazonのアソシエイトとして、[如月紅庵]は適格販売により収入を得ています。
■そもそもCatlogとCatlog Boardとは
<Catlogについて>
#Catlog (キャトログ)とは、株式会社RABOが作った、猫の行動が監視できるハイテク首輪である。
月額780円を支払って専用アプリから、今自宅で猫が何をしているのかをリアルタイムで見る・記録することができる。
こいつについては散々説明をしているので、是非とも公式サイトと、私が今まで書いたnoteを読んでほしい。
<Catlog Boardについて>
Catlog Boardは、上記Catlogの兄弟商品である。
猫のトイレの下に敷くことで、猫の体重・おしっこやうんちの量・その回数・トイレの滞在時間
なんかがわかるスグレモノの板である。
こいつのすごいところは専用のトイレを買わずとも、今使っているお気に入り
のトイレがそのまま使えるって点だろう。
いつものトイレの高さが数センチ変わるだけなので、環境が変わることを嫌う
猫にとって使い慣れたトイレがそのまま活かせるのは大きなメリットだ。
なんか多頭飼いの場合はどの子がおトイレをしたのかを勝手に判別してくれるらしい。
すげぇな。
■Catlog Boardの購入申し込み時に思ったこと。
我が家の愛猫へちまさん(享年25歳)は、私がRABO様の素晴らしい対応を(無許可で)晒した
がために、Twitterで小規規模なバズ猫となった。
そのきっかけになったツイートがこちらだ。
このツイートでしていただいた対応をきっかけにすっかりRABO様ファンになった私は、
まぁ貢献できるなら…と軽いノリでCatlog Boardの購入申し込みをした。
当時Catlog Boardはまだ発売前で「Makuake」という
クラファンみたいなサービスの申し込みを通して買うことができた。
正直な話、私は↑のツイートがバズるまで、愛猫へちまが驚くほどの長生きで
あると認識していなかったので、逆に驚いたくらいだった。
しかし、世の中の反応を見て、「あ、もしかしたらへちまっていつ死んでもおかしくない年齢なのかな?」
と思うようになった。
でもってすっごいぶっちゃけてしまうと「今頼んで、届いた頃にへちまって生きてるのかな?」と
思うようになってしまった。
まぁ↑は言い方は悪いが、今までぼんやりと「へちまって死ぬ気配ないな~」から
「へちまって超高齢だからいつ別れが来るか分からない。だからへちまと過ごす一日一日を
本当に大切にかみしめるようにしていかないとダメなんだ」と改めて気づかされることとなった。
そんな思いがありながら届いたCatlog Boardはたくさんの夢と希望を詰めて
アホみたいにデカい箱で送られてきた。
ちなみに箱はドデカい爪とぎになっており、友達のねここさんちの猫たちにプレゼントさせてもらった。
猫たちによって遊びつくされて今年の春を待たずに天命を全うしたらしいw
■へちまとCatlog Board
結論から言うと、へちまはあまりCatlog Boardを活用できなかった。
というのも晩年はほとんどおトイレで用を足さなかったからだ。
したと思ったら見事場外。ものすっごく端をねらって放水w
またクッションや自分のベッドにしてしまうことも多々あり、正直めちゃくちゃ参った。
そのため万一に備えてCatlog Boardもペットシーツでぐるぐる巻きにして使用していた。
(※これが正しい使用方法なのかは分からんのでマネはしないでほしい。)
しかし、あまり活用できていなかったCatlog Boardでも
まれにスマホに通知が来た時には本当に嬉しかったというものだ。
まず、おしっこをすると「へちまさんが0:00にトイレでおしっこをしました」
的な通知が来る。
うんちの時も同様。
また、記録を見ると通知は来なくともへちまがトイレにどのくらい
滞在していたのかもアプリでわかるようになっている。
例えば「ここ数日のおしっこの回数が異常」や「トイレへの滞在時間がやたら長い」
等の場合は獣医さんに相談すれば、何らかの病気が見つかることもある。
調べたら膀胱炎だった などがわかるわけだ。
Catlog Boardの本来の目的は猫のトイレ事情をデータ化して
いつもと違う動きを見つけ、健康に留意するということなのだ。
また、日々体重を測ってくれるのは本当にありがたかった。
これまではへちまの体重は獣医さんに行くたびに測ってもらうだけだったが、
へちまのようにもともと小柄な猫にとってはたった数十グラムでも体重の
減少は深刻な問題だ。
潰れた会社のメンバーで飯を食っていた時、何気なく見た
Catlogのへちまの体重が1.9kgを記した時は焦った。
2kgを切らないようにと注意していたので、いよいよか・・・?と思った。
へちまに関してはその「いよいよか」といういくつかのヒントになりえるものが
幸運にもたくさんあったので、変な話いつでも心構えができた。
しかし残念なこともあった。
それはへちまがせっかくしっかりトイレにおしっこをしていたのに
記録されていなかったことが度々あった。
Catlog Boardは首輪のCatlogよりずっと後にリリースされた
こともあり、検知のしきい値や精度がまだあいまいなのかなぁ
なんて思うこともあった。
最終的にはあまりにもおトイレで用を足さなくなったので部屋全体に
ペットシーツや防水シーツを敷き詰めてへちまが自由に行き来できるように
していたが、私は「へちまがボケて自分でもわからんうちにおしっこを
垂れ流している」とは思えなかった。
だっておトイレでしっかり用を足すこともあったんだもん。
そんな時はもうこれでもか!!てレベルでめいっぱい褒めた。
褒めて褒めて褒めまくった。私もとても嬉しかった。
■Catlog Boardとの別れ
そんなへちまが25歳で亡くなってあっという間に1年以上の月日が経過した。
今自宅の断捨離をしているわけだが、押し入れからCatlog Boardが出てきた。
首輪のCatlog(Catlogペンダント)は未だ充電して使用しているが
(たまに見てほくそ笑む程度だが…)Catlog Boardはなんというかまぁ、デカいw
それに、Catlog製品は基本的に登録した猫以外は使用できない。
へちま関連のものは売ったり捨てたりするつもりはなく、困っている猫飼いの
人々に上げたり寄付をしたりで手放していきたかった。
そうなると譲渡ができないCatlog Boardはうちで持て余してしまうことになる。
う~む、どうするか…。
あ、せや。
Catlog Boardの生みの親であるRABO様に返却できないだろうか。
そんなに使っていないのもあって状態は悪くなく、
最悪修理用の部品取り用として活用してもらえるのでは?
と思い、自分がワガママを言っていることを承知で恐る恐る
RABO様に聞いたら、なんと「返却してもろてええで」という快諾をいただけた。
と同時に「思い出の品を捨てたくない気持ちわかるで。ワイらもへちまはんの役に
立てたなら本望っちゅーもんやで。」
と、大変温かいお言葉をくださった。
というわけでこの週末にへちまのCatlog BoardをRABO様に返却させていただいた。
Catlog Boardに記録されているデータは、他の猫様のものに比べて少ないかもしれないが、
これだってへちまが生きた立派な証なのだ。
精一杯最後まで自分らしく生き抜いたへちまを誇りに思うと共に、
私の「へちまとの思い出を捨てたくない」という思いにまで
心を寄せてくれたRABO様をまた好きになった。
へちまが使ったCatlog Boardがまた他の猫たちの健康を支えていく一つになるのであれば、
こんなに嬉しいことはないのだ。