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その息苦しさは「成長」の間違いから生まれる #NoRainNoRainbow
何者でなければならない。評価されないといけない。成長しないとならない。息苦しさは「成長」の概念の間違いから生まれる。しかし社会に余白が小さくなって、そのことを伝える時間がなくなってしまいました。未来は若者のためにあります。息苦しさに悩むひとに捧げます。 #NoRainNoRainbow
池松潤(いけまつ じゅん)
恋愛小説家/ サイボウズ式第2編集部 / アウトプットLAB 情報発信学 SNSコーチング ※登壇・イベントなどは ⇒ コチラ
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「成長しないと評価されない」の罠
競争して成長する。欲望の経済には競争に勝たねばなりません。勝つためには評価されないと生き残れない。この構造から逃げることは難しい。独りで山小屋生活でもしない限りできません。
資本主義を支える土台には、自由に競争できる市場がある。英経済学者のアダム・スミスが1776年に刊行した「国富論」で、「自由な競争が経済全体の成長を促す」と説いたことが理論的な支えになった。
成長しないと評価されない。という息苦しさが「成長」を止めてしまいます。なぜなら挑戦する勇気を失うからです。勇気は数値化できません。人事評価に「勇気」はありません。しかしシゴトほど勇気が大事なものはありません。保守的な人には理解できないかもしれませんが、挑戦しなければ未来は拓かれないのです。挑戦するには勇気が必要です。勇気とは蛮勇ではありません。勇気とはものおじせずに立ち向かう気力。です。気力はありますか?気力は元気から生まれます。元気さえあれば、なんとかなります。逆に言えば「なるようにしかならない」のですから。
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成長は二次曲線で考えるから間違いがはじまる
ほとんどの方の「成長」の概念は平面的に考えています。そして理想と現実のギャップに悩みます。
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そしていつの間にか「失敗」をしないように「失敗の恐怖」と戦うようになります。成長を前提とした失敗は悪だからです。この白と黒しかない世界観に間違いがあるのですが、目先に夢中になって気がつきません。
成長は螺旋階段のように
成長は螺旋階段のように行ったり来たり円を描きながら上昇していくのだと思います。円は楕円かもしれませんし、歪んだ円かもしれません。誰が決めるものでもありません。平面の世界ではありません。3次元立体だと思います。成長はあなた自身の問題です。だからもっとも大事なことです。だからこそ評価の前に「成長の概念」をしっかり把握する必要があると思うのです。
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成長とは失敗すること
短期的視野でみると「失敗」は成長を妨げる「悪」ですが、長期的視野でみれば「善」です。むしろ「失敗体験」があって「なぜ失敗するのか」がわかります。失敗するから成長できる。だから失敗を恐れては「成長」できません。成長は「失敗と成功」で構成されています。「成功」だけで成長するわけではないのです。失敗も成功も「挑戦」から生まれるし、記憶に残るのは「痛み」と「感動」が伴うからだと思います。記憶に残るから生きていることを実感できます。
※ここで気を付けなければならないのは「成功」は「成功しないとわからない」を知ることです。
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旅は失敗があるから記憶に残る
良い旅は順調な旅でしょうか。それとも失敗のある旅でしょうか。失敗も取返しのつく失敗なら良い旅ですが、絶命する失敗だとそこで終わります。
旅は帰る所があるから旅で、帰る場所のない旅は放浪と言います。帰ってきたのであれば生きているので、失敗した旅は記憶に残るわけです。思い出深い旅は振り返ると成長を感じます。ヒトから評価される成長とは違います。だから「可愛い子には旅をさせよ」と言うのだと思います。
人生は旅である。
人生は旅で、旅は人生です。良い旅をしてください。応援しています。ボンボヤージュ!
ボンボヤージュ・・・旅立つ者に対して言うフランス語の「よい旅を!」という意味の挨拶
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何者でなければならない。評価されないといけない。成長しないとならない。息苦しさは「成長」の概念の間違いから生まれます。本当の意味の成長は「成長」する固定概念を脱することから始まるのだと思うのです。
ではまたnoteでお会いしましょう。
#NoRainNoRainbow
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— 池松潤 / Jun Ikematsu (@jun_ikematsu) July 28, 2021
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