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CES2024の気になったテック関連のトピック プロダクト編 2024-01-19

こんにちは。個人的に今週目にして気になったトピックです。テックを軸にしつつ、私の興味に基づいてあえて周辺領域を含んだ雑多な内容を目指します。元々はチームの内部に向けて共有していたものを外に出してみる実験です。

先週はCESがありました。CESはアメリカのラスベガスで毎年開催されている、世界最大のテクノロジー製品の見本市です。以前はコンシューマーエレクトロニクスショーの略だったので家電という括りではあったのですが、今はそうではなくなり単に「CES」というイベントになっています。それ以前からそうですが、今まで以上にさまざまな幅広い製品が出展されています。

気になったものはいろいろありますが先週は演出や体験が気になったものをリストアップしたので、今週はプロダクトをいくつか挙げてみます。


電動でトラッキング機能を備えたiPhoneスタンド(ベルキン)

iPhoneをMagSafeで装着して、モーターで首振りをし、動く被写体をトラッキングしてフレームに収めてくれるスタンド。(ドック?)

この製品がどこまで何ができるのか詳しくはわかりませんが(簡単にググったけどまだ詳しい説明はなさそう)これはiOSのDockKitというフレームワークがベースで、そのフレームワークにおいて何ができて何ができないかはドキュメントを読むと見えてきます。

ベルキンの専用アプリでしか動かない…というわけではなく、標準のカメラアプリなどに対応します。ドックに装着してカメラアプリを起動すると、トラッキングができるようになります。

手などの独自の被写体の設定や、また単純に回転角度の数値制御もできるので、全然違う用途の動きをさせることもできます。

例えば、標準機能でもアニメーションの機能を持っていて、頭を垂直に動かすyesとか、逆のnoなどのアニメーションができるみたいです。

ただこれはDockKit側の話なので、ベルキンのこれがどこまでできるのかわかりませんが。DockKitに対応した色々なデバイスが出てくると楽しそうな気がします。何となくですが、DJIあたりも何か出してきそうな予感。

片眼4Kのクリエイター向けヘッドマウントディスプレイ(ソニー)

ソニーが突然謎のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を展示して話題になりました。

まだ名前も型番もない試作機らしいのでいつ出るのかいくらなのかとかは全くわかりませんが。ターゲットはクリエイターで、制作・開発用の業務用機器とのこと。つまりエンタメ用などの一般がターゲットではないです。

しかもクリエイターとは言っても、今のところは、ドイツの製造業の会社であるシーメンスの、産業向けのモデリングツール「NX」と使う前提らしいので、本当に限られています。とはいえ、限定した契約ではなく、パートナーを増やしていくらしいので、ぜひ自分の用途でも使うようなソフトと連携したら試してみたいです。

面白いのが業務用というとVR空間で3Dモデリング…という想像をしがちですが、カラーパススルーができるということ。つまり現実空間の映像の上にCGを載せることができます。モデリングの際にもより現実空間で実物を作る感じでモデリングできるよう想定しているのかなと思います。

業務用だから余計な機能がないので、Vision Proより安くなるんじゃないのかな。(業務用だから高い場合ももちろんある)

透明発電

透明な見た目の太陽光(?)発電。インスタレーションなんかでも不思議な感じがするものが作れそう。これ自体をマテリアルとして使うこともあり得るけど、例えばこれ自体は作品ではなくても何かしら電気を使った作品でに対して作品を囲うケースをこれで作れば、保護もしつつ、電源も供給できて、設置場所の自由度が上がる。そういうのもあるかなと想像しました。

タトゥープリンター

これは単純に去年くらいから気になっていて自分が欲しいだけなんですが。

今はアプリから絵柄を選ぶ感じみたいです。アプリを自作できたり、もしくはプロトコルが決まっていてPCとかから好きな図柄を送ったりできたら、例えばイベントの来場者に全員違うタトゥーを入れたり、みたいなことをしたいです。SDKないか問い合わせてみようかな…。

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