【20200717】図書館行ってきた

　東京に来て10年以上経つのに、はじめて国立国会図書館というところに行ってきました。この時期の対策として一日当たりの入館者数を制限してるそうで、事前抽選に申し込んでからの来館。

　入口で手指の消毒は言わずもがな、サーモグラフィによる検温チェック。その業務や案内のために職員さんが5、6人立ってました。大変だ。でも人数制限されてるおかげで、館内はほどよく人が分散していて、私が利用した3階の閲覧室などはほぼ貸切状態。

　わざわざ抽選に申し込んでまで行ってきたのは、どうしても読みたい本があったから。子どもの頃に読んでいたライトノベル。もはや中古でも売り切れていて、どうにか探せば手に入るんだろうけど、検索したら国会図書館に所蔵されていて、とりあえずすぐ読みたくて、思いきって抽選に申し込んだのでした。

　で、シリーズもののうち3冊ほど資料請求して3時間くらいかけて読んできました。いやー行けてよかった。読めてよかった。このタイミングで正解でした。グッジョブ私。

　読んだのは10代の頃だから、下手すると15年くらい経ってるんですけど、ちゃんと私の血肉になってた。自分のルーツを探しに行ったような感覚。（15年前と精神年齢変わってないとも言える……まぁいいのだ）
大好きな作品だと思ってたけど、思ってた以上だった。10代の私がハマった気持ちがよくわかる。言ってほしい言葉にあふれてた。

　大人になって、こんな気持ちで読み返せるときがこようとは、当時の私は想像もしてない。不思議なもんです。

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