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【#ガンナガン】起死回生OTK

どうもこんにちは、池粕です。

上記の記事書いたら「もっと現実的なOTKあるからルートを練れ」と圧をかけられるまま回してたら回ったので、それについて紹介します。

※10/22追記
一部ルートが最適化されました。下記の記事も合わせてお読みください。

起死回生OTKとは

1ターン中に《起死回生》を無限回使いまわして相手の顔面を爆発させます。
機銃はカサネ/ドドメ、銃士は誰でもOKです。
本記事では
・頻出する基本的な挙動
・ループルート
・ループインまでのセットアップ
についてお話します。

使うカード達

《不撓不屈》cost:1
自分のライフが10以下の場合、自分は次のターン終了時までゲームに敗北しない。

《気迫》cost:2
自分のライフが15以下の場合、捨て札から〈気迫〉以外のカードを2枚手札に加え、捨て札から1枚装填する。

《突貫》cost:0
カードを2枚引く。自分に1HIT。

《起死回生》cost:0
相手に3HIT。自分のライフが5以下の場合、代わりに5HIT。

《リユース》cost:0
自分の捨札から〈リユース〉以外のカードを5枚デッキに戻してシャッフルする。

前提条件など

・簡略化の為、任意のカサネのカードを(カ)、リユース以外の任意のドドメのカードを(ド)と表記します。任意のカードはanyと表記します。
・《気迫》の装填効果を不発にする為に両機銃の装填を埋める余分なカードが捨て札に7枚必要です。本記事中では両機銃の装填は埋まっているものとし、《気迫》の装填効果は省略します。

挙動A:手札+1デッキ-3ライフ-4

初期盤面
【手札】
《気迫》×2,《突貫》×1
【デッキ】
カサネ:0枚
ドドメ:4枚以上
【捨て札】
《突貫》×2,(カ)
《リユース》

・手順
①《突貫》、ドドメから2枚ドロー
②(ド)×2をコストに《気迫》、《突貫》×2を回収。
③《突貫》、ドドメから2枚ドロー
④(ド)×2をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
⑤《リユース》、《気迫》×2,《突貫》,(カ),(ド)をデッキに。
⑥《突貫》×2、カサネから4枚ドロー
→初期盤面+捨て札の任意の(カ)が手札に+(ド)3枚がデッキから捨て札に送られた状態になります。

挙動B:デッキ+1ライフ-2

初期盤面
【手札】
《気迫》,《突貫》
【デッキ】
カサネ:0枚
ドドメ:2枚以上
【捨て札】
《突貫》×2
《リユース》,(ド)

・手順
①《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
②(ド)×2をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
③《リユース》、《突貫》,《気迫》,(ド)×3をデッキに。
④《突貫》、カサネから2枚ドロー。
→初期盤面+(ド)が1枚デッキに戻った状態になります。

ループ証明簡略化の為に《突貫》からスタートしていますが、手札が《気迫》+any+anyであればドドメのデッキが0枚からでもデッキを増やすことが出来ます。

挙動C:デッキ+1ライフ-2

初期盤面
【手札】
《気迫》,《突貫》,(カ)×2
【デッキ】
カサネ:0枚
ドドメ:0枚以上
【捨て札】
《突貫》
《リユース》,(ド)

・手順
①any×2をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
②《リユース》、《気迫》,《突貫》,(カ)×2,(ド)をデッキに。
③《突貫》×2、カサネから4枚ドロー。
→初期盤面+(ド)が1枚デッキに戻った状態になります。

起きる現象は挙動Bと変わりません。こちらの方が手札の要求値が高い変わりにドドメのデッキにさわる必要がなく、ループ証明が簡単です。

起死回生OTK

初期盤面
【手札】
《気迫》×2,《突貫》×1
【デッキ】
カサネ:0枚
ドドメ:4枚以上
【捨て札】
《突貫》×2,《起死回生》
《リユース》
【備考】
《不撓不屈》効果発動済み。
挙動Cの(カ)×2は《気迫》,《起死回生》に読み替えます。

①挙動Aを行う
②挙動Cを3回行う
③《起死回生》、相手に3(5)点
→初期盤面+相手ライフが3(5)点減った状態になります。

セットアップ

上記の初期盤面は手札の要求値が高い上に《不撓不屈》が発動中である事を前提にしています。
前のターンに《不撓不屈》を打っておいたり『ジャストアイディア』でパーツを全部回収出来れば話は早いのですが、実戦においてはそうもいきません。
ここでは手札が《気迫》+何かの状態から《不撓不屈》を打った上で初期盤面まで持っていくセットアップをいくつか紹介します

気迫+anyanyany(手札4枚確定始動)

初期盤面
【ライフ】
7〜15
【手札】
《気迫》,any×3
【デッキ】
カサネ:0枚
ドドメ:4枚以上
【捨て札】
《気迫》,《不撓不屈》,《起死回生》,《突貫》×3,
《リユース》,(ド)2枚以上

・手順
①any×2をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
②《リユース》、《気迫》×2,《突貫》×2,(ド)をデッキに。
③《突貫》、カサネから2枚ドロー。

a《突貫》が引けた場合
 ④《突貫》、カサネから2枚ドロー。
 ⑤《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
 ⑥(ド)×2をコストに《気迫》、《突貫》×2を回収。
 ⑦《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
 ⑧(ド)×2をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
 ⑨《リユース》、《気迫》×2,《突貫》,《不撓不屈》,(ド)をデッキに。
 ⑩《突貫》×2、カサネから4枚ドロー。
 ⑪anyをコストに《不撓不屈》。
→挙動Bをドドメのデッキが5枚以上になるまで行うと、起死回生OTKの初期盤面になります。

b《突貫》が引けなかった場合
 ④《気迫》,anyをコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
 ⑤《突貫》、カサネから2枚ドロー。
 ⑥《リユース》、《気迫》×2,《突貫》,《不撓不屈》,(ド)をデッキに。
 ⑦《突貫》×2、カサネから4枚ドロー。
 ⑧《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
 ⑨(ド)×2をコストに《気迫》、《突貫》×2を回収。
 ⑩《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
 ⑪(ド)をコストに《不撓不屈》。
 ⑫挙動Bを可能な限り行います。
 ⑬《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
 ⑭ ①〜③の手順を繰り返します。
 
 ▽《突貫》が引けた場合
  ⑮《突貫》、カサネから2枚ドロー。
 →起死回生OTKの初期盤面になります。

 ▽《突貫》が引けなかった場合
  ⑮《気迫》,(ド)をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
  ⑯《突貫》、カサネから2枚ドロー。
  ⑰《リユース》、《気迫》×2,《突貫》,《起死回生》,(ド)をデッキに。
  ⑱《突貫》×2、カサネから4枚ドロー。
  ⑲《起死回生》、相手に3(5)点
 →起死回生OTKの初期盤面になります。

・初期手札に含まれる(ド)の枚数分、初期盤面の捨て札に必要な(ド)の枚数が減少します。
・⑩-aで《突貫》1枚目で《不撓不屈》を引いた場合、先に《不撓不屈》を使用する事でライフ6からでもループイン出来ます。確率は5/12(約4割)です。

気迫+anyany(手札3枚不確定始動)

初期盤面
【ライフ】
10〜15
【手札】
《気迫》,any×2
【デッキ】
カサネ:0枚
ドドメ:5枚以上
【捨て札】
《気迫》,《不撓不屈》,《起死回生》,《突貫》×3,
《リユース》,(ド)2枚以上

・手順
①any×2をコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
②《リユース》、《気迫》×2,《突貫》×2,(ド)をデッキに。
③《突貫》、カサネから2枚ドロー。

▽《突貫》が引けた場合
 ④《突貫》、カサネから2枚ドロー。
 ⑤《突貫》、ドドメから2枚ドロー。
 ⑥《気迫》,anyをコストに《気迫》、《突貫》,《リユース》を回収。
→手札4枚確定始動の②になります。

▽《突貫》が引けなかった場合
 →止まります。1/6の確率で発生します。

TIPS

▽バラージ回収
起死回生OTKの最中、《リユース》で戻す(ド)の中に《バラージ》を混ぜ込む事で間接的に回収する事が出来ます。
ループ中に回収した《起死回生》を使用せず手札に貯めておき、ドドメから引いたカードの中に《バラージ》があれば、《起死回生》,(ド)をコストに《気迫》を使用する事で《バラージ》を使用する余裕が生まれます。
《バラージ》を引けなかった場合はそのまま《起死回生》を使用する事で初期盤面に戻り、《バラージ》を引けるまでやり直せます。
ドドメのデッキ枚数が多すぎる場合は挙動Cを飛ばす事で山札の圧縮を行い、試行回数を減らすことが出来ます。

▽低ライフ始動
手札の要求値が低いセットアップを書き出しましたが、初期手札にパーツが揃っておりドドメのデッキが十分にあればライフ6点以下からでもループイン出来ます。以下に確認出来たものをいくつか挙げます。
・確定始動
ライフ3:《気迫》,《突貫》,any×3
ライフ4:《気迫》,《突貫》×2,any
ライフ5:《気迫》,《突貫》,any×2 ←楽
ライフ6:《気迫》,《突貫》×2
・不確定始動
ライフ1:《気迫》,《突貫》,any×3
ライフ1:《気迫》×2,any×3
ライフ2:《気迫》×2,《突貫》,any
ライフ2:《気迫》,《突貫》×2,any
ライフ3:《気迫》,any×3

他にもカサネのデッキが数枚残った状態からの確定始動なんかがわかれば嬉しいかも。これ以上調べるのは面倒なので僕は調べませんが……

▽コツ
なんやかんや書いてますが
・手札を最低でも《気迫》+any3枚 or 《突貫》+《リユース》+anyに保てばつながる。
・ドドメの山札はあればあるほどいい。
・《突貫》+《リユース》でドドメの山札を増やせる、《突貫》×2 +《リユース》で手札を増やせる。
辺りを意識するとミスしづらくリカバーも効きやすいかもしれません。
また本記事に書いた全ての挙動は初期手札に《気迫》を含んでいますが、ループの本質は《突貫》と《リユース》です。《気迫》はあくまでも両カードを回収する為に用いています。ですので、セットアップなどに要求される《気迫》+any×2は《突貫》+《リユース》と読み替えても概ね問題ありません。

注意事項

前記事の不撓不屈ループから幾分かはマシになりましたが、相変わらず脆いです。
・《パラライズバレット》
・《ヘッドショット》
・《轟雷砲》
を打たれると確定で入れませんし

・《ノイズジェネレーター》
・《ポイズンバレット》
は《バラージ》を抱えた状態からでないと入れず

・《レベリング》
・《撹乱光線》
・《チャフ》
・《スナイプ》
は銃士によっては止まり

・《スクランブル》
は《ヒートアップ》でなんとか出来る可能性が少しだけあります。

現実的な運用方法

《突貫》で手札を増やせばどの銃士でもループイン出来る(可能性がある)とはいえ、手札3枚のヒバナやランがセットアップまで持っていくのは難しい。マカは技能を発動するとループに入れない。アマタは技能を能動的に開けないのでやむなく装填した《気迫》や《不撓不屈》を回収しづらい。ナトリは『ジャストアイディア』を打てる対面ならそもそもループしなくても30点ぐらい余裕で出る。
というわけでこのループの恩恵を一番受けるのはキルコじゃないかな〜と個人的には思っています。技能が開きやすい上『バレットキャッチ』でライフ管理が出来、マリガンで《リユース》を探す動きも理にかなっています。

というわけで明日から使えるかも知れないOTKでした。
実際はエンラとツエツキが環境的に強いので使う機会はあんまりないと思います。
あと対面にこれされたら試合時間伸びて不愉快なのでみんなは覚えないでください。

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誤字脱字不備等あれば池粕(https://twitter.com/ikekasu_428)までご報告ください。

ほなまた

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