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アンカースクリュー装着レポ〜時間・痛み・食事〜

矯正器具装着から4ヶ月。 

2020年6月、遂に、上顎にアンカースクリューを装着した。
この記事では、アンカースクリュー装着当日の時間、感覚、その後の痛みや食事に関して記載したい。


アンカースクリューとは

アンカースクリューは、歯に埋め込むネジのこと。
アンカースクリューを支点に、歯を引っ張り歯列を整える。

ワイヤーのみで繋がった歯と歯を引っ張る矯正治療はよく知られている。ここにアンカースクリュー矯正を追加することで、歯の動きが安定する。
また、短期間で歯を動かすことができる点も、メリット。
私は前歯を綺麗に引っ込めることが矯正治療の目的なので、抜歯した上にアンカースクリューを埋め込むことは必須だった。

    

処置の手順と感覚

まず、埋め込む箇所に麻酔を塗り1分ほど待つ。その後さらに注射で同じ箇所に麻酔を塗り、また1分ほど待つ。
尖ったもので麻酔箇所を押し、痛みがなかったら麻酔が効いた合図。
そこから、スクリューの埋め込みが始まる。
ウィーンと言うモーター音が響く。手のひらサイズのドリルのような機械で、埋め込まれていく。

木材にネジを埋め込むのとすごく似ていた。    

アンカースクリュー埋め込みは痛い?

「痛かったらすぐに手をあげてくださいね〜。」と言われたが、

麻酔のおかげで、痛みは全くなかった。
口にネジが埋め込まれる感覚も、全くなかった。

1つあたり2〜3分で埋め込まれ、処置全体は10分ほどで終了。

痛み前述したとおり、処置の痛みは無かった。

麻酔が切れた後に、痛みを感じ始めた。

私は処置2時間後くらいからじわじわと鈍痛が始まった。耐えられる痛みではあったが、口の中にネジが入った痛みだと考えるとなんだか嫌な痛みだ。
処方されたロキソニンを飲んでその日は凌いだ。ロキソニンを飲むと痛みが完全に消えた。

処置翌日、痛みで目が覚めた。相変わらずの鈍痛である。ロキソニンを飲む。夜、痛みはなくなっていた。

処置の翌日夜には、ロキソニン無しでも普通に生活ができるようにいなっていた。

アンカースクリューが口にある感覚は?

アンカースクリューが刺さっている箇所より、その下の舌に刺さるのが気になる。
口を閉じていると常に舌にアンカースクリューが刺さり、舌に凹みができる。ソファに座ったあと、一時的に座った箇所に凹みができるが、そんな感じだ。

今はスクリューの頭が5㎜ほど外に出ているが、徐々に歯肉が覆いかぶさることで、出ている部分は2〜3㎜になるらしい。なので、時間と共に舌に刺さる違和感も緩和されるのだろうか…。
     

食事は?

今まで何もなかった箇所に2つ出っ張りができたので、食事はより一層しにくくなった。痛みはないけど、アンカースクリューに食べ物が絡まることもしばしば。

  
豆腐などの柔らかいものを食べると、咀嚼のたびに舌にスクリューがぶつかるので、豆腐の食感を素直に楽しめない。噛むと、食べ物よりも先にアンカースクリューが舌に触れる。

  
堅いものを食べるとブラケットがついた歯が痛いし、柔らかいものを食べるとアンカースクリューが舌に当たって食感を楽しめない…。

また、ほうれん草など繊維質のものを食べるとアンカーにひっかかり、飲み込めず喉に詰まって苦しくなる時がある。本当に苦しくて焦る…。

気にせずに食事を楽しめるようになるのはいつになることやら。

アンカースクリュー埋め込みの料金

アンカースクリュー1本15000円で、2本合わせて30000円。

これは器具代と一緒に支払っているので、私の場合、アンカースクリュー装着当日の追加料金はなかった。

まとめ

処置の感覚→電動ドリルみたい。

痛み→麻酔があるので全くなし。ただ、麻酔が切れた後1日ほど、鈍痛を感じる。

食事→食べ物がひっかかり食事しづらい。喉につまりやすくなった。


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