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手首の骨折して動かし始めたが、手首が曲がらない!!

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心が変われば行動が変わる。行動が変われば・・

続きは編集後記で。

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転んで手を付いたときに、

手首を骨折してしまうことがあります。


骨折後は、手術で固定する場合と

ギブスで固定する場合があります。


どちらも固定期間があるため、

ギブスをのけた後に手首が動かしにくくなります。


しかし、ギブスをのけた後に動かす練習を

行うことでスムーズに動かせるようになります。


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どこが折れるの?


転んで手を付いたときに、どこが折れるのでしょうか?


まず、あなたの手首はどんな骨でできているのでしょうか?

あなたの手首辺りには、

外から見るよりもたくさんの骨があります。


https://www.ikoma-footcare.com/wp-content/uploads/2017/12/tekubi-hone.jpg


これらの骨が1つ1つ動くことで、

スムーズに手首が動かせるようになります。


特に、手首の付け根の小さい骨が

8個集まった所がポイントです。

ここを動かせると動きがスムーズになります。



では、手首の骨折はどこがおれるのでしょうか?

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/img/distal_radius_fracture_02.gif

上の図のように親指側の骨が折れることが多いです。

転んだ時に手の平を付くと上の図の折れ方になります。


手術になるかギブス固定になるかは、

どのくらい骨がずれているか、

神経や腱に触る可能性があるかなどで決まります。


しかし、手術をしようと言われた方でも

手術は嫌だと言ってギブス固定される方もいます。


お医者さんはいろんな提案をしてくれるますが、

最終的に決めるのは本人さんになります。

お医者さんの話を聞いて、

納得して決めるようにしましょう。


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骨折後のリハビリ


骨折後は、手術した人もギプス固定した人も

一定期間固定されます。


この固定期間は、

骨の折れ方や骨のくっつき方によって変わるため

バラバラです。

お医者さんの指示で、動かす時期が決まります。


最初は自分で動かせる範囲で動かすことが多いです。

肘から先・手首・指を動かします。


まずは、肘から先を動かします


https://ar-ex.jp/uploads/ckeditor4/pictures/16564134929/content_%E6%A3%92%EF%BC%BF%E5%89%8D%E8%85%95%E5%9B%9E%E5%86%85%E5%A4%96.jpg


肘を曲げた状態で、手の平を上向けます。

これができるようになると、

顔を洗うときに水をすくう、ドアノブを回す動作が

できるようになります。


次に手の平を下に向けます。

これができるようになると、

物をひろいやすくなる・包丁で物が切りやすくなります。


これを交互に行います。


肘から先の動きがスムーズにできないと、

肘や肩に負担がかかり痛みが出やすいので、

反対の腕の動きを目標に動かしましょう!!


次に手首を動かします


https://stat.ameba.jp/user_images/20200612/07/pecona-tokyo/ab/f5/j/o0640064314772858829.jpg?caw=800

上の4つの動きがあります。

最初はほとんど動かないことも多いので、

少しずつ、コツコツと動かしましょう。

ただし、自分で動かせる範囲です。

反対の手で押し込んではいけません!!

あくまでも折れた方の手で動かせる範囲です。


お医者さんの許可が出たら反対の手で押すようにしましょう。


最後に指です

https://th.bing.com/th/id/R.f94b1f87a1f0e137ae90b09396b376fd?rik=XnQRBbmBzJMirA&riu=http%3a%2f%2ftoaruot.com%2fwp-content%2fuploads%2f2018%2f08%2ffa37b01128674ca704c2b60e41c19e5d.png&ehk=3fKzqGddR5OEmwp%2fhSGiSfHlVNq4DsGfgCIBFYkmK4A%3d&risl=&pid=ImgRaw&r=0


指は、ギプス固定中から動かしていたと思いますが、

ギプスがあるとなかなか動かしにくいですよね。。

指先はもちろんですが、

指の付け根の関節を曲げるように心がけましょう。


ポイントは、親指以外の一番先の関節を曲げずに握ることです。

難しければ何かを挟んであげるとやり易いです。


この動きを、前腕の動きと一緒にやりましょう。

上の写真の状態で、手の平を上に向けます。

この状態で指を10秒間握ります。

自分が握れる範囲で大丈夫です。

痛みがない範囲でやってください!!


次に手の平を下に向けて10秒握ります。


これをやっていると握力が上がってきます。

こまめにやりましょう!!

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まとめ

骨折後は、手術する方法とギブス固定する方法があります。

どちらも一定期間固定が必要です。

お医者さんの指示で動かす時期が決まります。

動かしていいと言われたら、

肘より先・手首・指を動かしましょう。

最初は動かなくても、少しずつ動くようになってきます。


骨折して大変だったと思います。

使えない、人に頼まないといけないのはストレスになります。。


固定期間が終わって、動かすことで

楽に使えるようになってきます。

コツコツ頑張りましょう!!

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心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。


ウィリアム・ジェイムズの言葉です。


色んな人が座右の銘にあげているので

知っている人もいると思います。

この言葉を見ると、

やらなければ!!と思えます。


運命を変えれるかは分かりませんが、

できることをコツコツ積み重ねていきます!!



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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