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会社でディスコはじめました

ディスコはじめました

「まだSlack使ってる平成の会社で草」

学生「こないだインターン行った先が、
いまだにSlackとか使ってて草」

……などと言われる時代が来るのか?
はわかりません。
ただ、時代の流れは早いです。

試しに当社でもDiscordを導入してみました。
本当にDiscordの時代が来るかは謎ですが
使ってみないとわからないものです。

「仕事はスマホ、連絡もLINE」

そういえば10年以上前、
大学生起業家をインタビューした時に、

「仕事はスマホでできる」
「仕事の連絡もLINEでしている」
というのを聞いて、
キョトンとしたことを覚えています。

実際にはその4-5年後には
自分も仕事でLINEなどの
チャットツールを多く使うようになり、
今はSlackでの連絡が殆どとなっています。

メールはFAXと同じ?

メールからチャットへの流れで言えば
今のZ世代にとってメールはFAXと同じ。
……なのかもしれません。

もちろん実際には、
まだまだ仕事でメールも使いますし、
当社のインターンにはちゃんと
メールの使い方を覚えてもらっています。

蛇足ですが、電話も同様かもしれませんね。。
(プライベートではZ世代も使うようですが)

時には形から入ることも大切

電話やメールはツールにすぎませんが、
電話やメールを使わなくなったことで、
仕事の中身が変わった面もあります。

本末転倒と思うかもしれませんが、
デザインと業務の間の
こうした相互フィードバックは、
昔から存在が認められている概念かと思います。

つまり、Discordについてよくわからなくても
まずは業務に取り入れてしまおう!
というわけです。

これまでのSlackでの活動

これまではワークスペース2つ使用

さて、令和も4年目ですし?
仕事でのコミュニケーションの中心が
メールからチャットツールに移ったという
ビジネスマンの方は多いと思います。

M社の営業力、もとい、セキュリティ面から、
Teamsをお使いの会社も多いと思います。

弊社の場合は、これまで
Slackの有料のワークスペース(WS)と、
無料のワークスペースの2つを使ってました。

まずはこれまでどうしていたかを
簡単に紹介します。

有料版WSでは日々活発なやり取り

毎日やり取りするレギュラーメンバーは
有料版のWSを使用しています。

こちらには2022年5月1日現在(以下同じ)で
35人のアカウントがあり、
週次のアクティブ率は100%、
35人中32人が1日1回は投稿しています。

ひと月の投稿数は約5000、そのうち、
34%はDMですが
66%は公開(社外秘)チャンネルで
やり取りされています。

もう一方のWSは課題あり

一方で、もう一方のWSは
有効に使われているとは言い難い状況です。

こちらでは、現行の契約が無い方や、
たまにしかやり取りしないメンバーと
やり取りしています。

131人が登録されていますが、
アクティブ率が低く、
やり取りの殆どが個別(DM)で
行われています。

だとしたらLINEで良くない……?
というような状況になっていました。

Discord導入に期待すること

上述のような状況ですので、
後者の無料版WSの方を
Discordで置き換えられないかと考えました。

ツールを変えただけで、
直ぐに効果があるとは限りませんが、
単に131人の名簿を保持していくだけでしたら
Slackでなくとも良いわけですから、

せっかくチャットツールを使うなら、
(人数は減っても)もう少し
活性化したコミュニティになったら!
という思いがありました。

なぜ今、Discordなのか?

Web3で注目度急上昇

このDiscordは、もともとは
ゲーム中での通話やゲーム実況など、
ゲーム界隈で使われていたものですが、
最近はWeb3で注目されています。

NFTコミュニティやその他のDAOで、
Discordが使われていることが多いためです。

例えば特定のNFTを保持している人だけの
チャンネルがあったり、
DAOへの提案などが行われています。

そして、このコミュニティ運営こそが
Web3の扇の要となる部分とも、
考えられているのです。

Web3で重要なコミュニティ運営

例えばNFTの価格を決定する重要な要素のひとつに、
コミュニティの熱量があると言われています。
(異論は認めます)

DAOが機能するかどうかも、
当初のインセンティブその他の
スマートコントラクトの設計は
もちろん大事ですが、
その後の運営に左右されるところは
大きいと思われます。

そもそもガバナンストークンがDEXに上場
されたりした場合には
NFT同様にコミュニティの熱量が価格を左右、
つまりは参加メンバーのインセンティブ
の大きさを左右すると考えられます。

Discordがデファクトになるかは不透明

もちろん、Discordがこの先、
Web3のデファクトになるかはわかりません。

仮想通貨も出たての頃は
テレグラムが盛んに使われていましたが
今は当時ほど使われていないと思いますし、
いやいや、Web3時代のSNSはRedditだ、
などという人も?いると思います。

もしDiscordが一時のブームで終わったとしても、
クラブハウス同様にそれを体験して
次の時代のコミュニケーションについて
考えを巡らすことは重要と思います。

これから会社ディスコでやっていきたいこと

ビジョンを共有するコミュニティ

サクラスのDiscordも、最終的には、
参加者が集まって会話する意味がある場所
にしなくてはいけません。
そのために、何のための集まりなのか?
目的は重要です。

サクラスの場合は、
1/日本の優れた作品を世界に広めたい
2/若い世代のガチな挑戦を応援したい
3/個人の卓越した才能を解放したい
といったことが目的になるはずです。

そのためにコミュニティメンバーに、
それぞれのロールを担ってもらう。
つまり、具体的な貢献の方法と
インセンティブを設計し提示する
ということになると思います。

いわゆるDAOなのか?

ということは、すなわちDAOじゃないか、
と思われる方もいると思います。

サクラス自体、以前から社員がおらず
コミュニティ運営に近い形だったため、
いま殊更DAOを志向しているというよりは
もともとDAO感のある組織だったのだと思います。

DAOまわりについては、
別記事で改めて記述できればと思います。

トークンの配布

詳細は別記事に譲るとして、
インセンティブ設計をする以上、
トークンは配布することになると思います。

勿論、オンチェーンにする、
DEXに上場するなどはまだ先の話で、
ガス代の問題もそうですが、
日本でやる場合は
税制や法整備を待たなければいけません。

……なのですが、
実は、オフチェーン、かつ売買無しでも
できることはたくさんあるかと思います。

まずは身内のコミュニティで
オペレーションを回して慣れておき、
技術や法律がアップデートされた時には
フル出力で発進できる状態にしておきたいです。

今後のためのトレーニング

サクラスが今後WEB3関連で
貢献できそうな領域というのは、
まだ漠然としていますが、今のところ、

1/コミュニティ・マネジメント
2/インセンティブ設計
3/デジタル・ブランディング

みたいなところかなと思っています。

どれもが人の心や集団心理が絡むところで、
もちろん、WEB3自体がまだ皆が模索中の領域
ということもあり、やってみないとわからない
部分が大きいように思います。

そこで、まずは第一歩としてDiscordを始めます、
というお知らせでした。


Discordについては、まだまだ使いこなせていません。

しばらくは使い慣れることが目的で
「フォトナ部」と「雀魂部」のための
やり取りの場になってしまうかも……?

せめて読書部くらいは作っておきますか。
使ってみたいけどコミュニティが無い!
って人はDM下さい(友だち限定)

もちろん、ゆくゆくはちゃんと
DAO運営のための研究にしていきたい!
ですので、

おすすめのコミュニティや、プラグイン、
運営に役立つアプリ(bot)など、
教えていただけたら幸いです!

また慣れてきたらこちらでも報告します!

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