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医療教授システム学の目標について考えました

#医療教授システム学

#医療ID

今日の収穫はこれに尽きます。

日本医療教授システム学会を立ち上げて12年目になります。

ホームページから引用

日本医療教授システム学会(Japan Society for Instructional Systems in Healthcare)は、標準的な医療を安全・確実に提供できる医療職の育成に資するための学術的活動を行う団体です。ミッションは標準的な医療を安全・確実に提供できる医療職の育成を実施・改善するための方法論やシステムを構築することで、 「2020年に向けてのビジョン」は地域包括ケアシステムを推進する学びの場を醸成すること。

医療サービスをそれぞれの現場で実践するのは、様々な職種からなる医療職のチームです。患者さんのニーズに合致し、限りある医療資源を最適化した医療を提供するためには、これらの人材・チームを育成するシステム(医療教授システム)が必要になります。医療教授システムは、現場の状況における人・チームのパフォーマンスの仕組みとその学習プロセスを理解する学問分野(医療のみではなく、心理学、社会学、教育学なども含む)を基盤とします。そして、現場のニーズに基づいた人材・チーム育成システムの構築、システムの実践と評価、そして評価結果に基づくシステムの継続的改善というサイクルを繰り返します。
医療教授システムは、患者さんのニーズ、医療資源、最新の技術を最適化した人材育成システムを開発・普及することで社会に貢献します。

引用

2019年は医療教授システム学を定義しその定義を基盤に活動したいと考えていました。今日の収穫は医療教授システム学の目標について考えたこと(以下)。

医療教授システム学の目標は、ゴールド・メソッド(Goal-Oriented Learning Design Method)(*)で記述した医療職の能力をインストラクショナル・デザインの原理・モデルを応用して学び・教授するテクノロジーを開発し、効果的・効率的・魅力的な医療職育成システムとして提供することにある。

(*)シャンクのスクリプト、ゴール、プランと理解を基礎とした医療職の能力・業務を形式知化する記述的方法論。

これが2019年3日目の収穫になります。

自分メモとして・・・。

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