操り人形 or タレント

#医療教授システム学

#医療ID

今朝はInformal Learning(Jay Cross)に戻り読み進んでいます。

昨日はNeuroracerに関する資料を眺めたり視聴したりしていましたが、今日はいつものペースを取り戻してInformal Learningからスタート。

以下、JayのInformal Learningワークショップに参加した人のコメントを引用します。

... Imagine humankind finally taking away the chains on their legs and necks, turning around to see that the traditional learning concepts are but the shadows of the puppets manipulated by marionette players (instructors?). Will we, among the first released prisoners (thanks to Jay), become one of the intrepid pioneers to walk toward the light from outside of the cave, and "dive in" the realities of the world?

例えばAHAのECCプログラムではAHAのガイドラインを普及するという基本的な意図があり、その上でカリキュラム、タイムスケジュールとインストラクションがあります。AHAのガイドラインが上位にあり、それを啓蒙するためにコースがありインストラクターがいるという構図です。この構図から言えば、ECCプログラムの受講者はAHAのガイドラインに沿った行動アルゴリズムを与えられる者になります。

伝統的なformal learningはおよそこのような構図をとっています。権威が決めたカリキュラムがあり、それを啓蒙普及するために学校システムがあり、教師・インストラクターが教えを授ける、という構図になります。

自由に考え行動するタイプの人はこの構図を嫌います。Jayは自分で考え自分で行動できる人をknowledge workerと呼び、次のように書いています。

They want life, liberty, and the pursuit of happiness.  What's new if that if they don't get those opportunities, they will work for someone else.  Talent is scarce and getting scarcer.

ここでいうタレント=人財、knowledge worker。自分の頭で考え自分で選択する人のことを人財、タレントと呼びます。上司の意向をくみ取ってマニュアルに従って行動する人は前時代のワーカーになります。

Knowledge workerは自分で職場を選べるので職場をホッピングしますが、そうでない人は組織に居着いてしまいます。

何が言いたいのかというと、自分が操り人形タイプなのか、それともタレントタイプなのか、それともグレーゾーンなのかを考えてみて(これを読んでいる人はタレントタイプだと思いますが・・・)、タレントタイプに近い人はinformal learningの原理と方法を獲得しタレントとして自立できるように準備しましょう、ということ(だと思います)。




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