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教育は、サービス業ではない

教育は、サービス業ではない。

教育は、公共サービスなのだ。このことがあまり理解されていないのではないだろうか。

ラーメン屋であれば「ネギを多くしてくれ、脂を少なめにしてくれ」というお客さんのニーズに応えることが出来る。全く逆の「ネギを少なく脂は多くも」可能。一人一人に出来る範囲で対応することが出来る。

しかし、教育では「私は算数は嫌いだからやらないで」に対応しつつ「僕は算数が好きだから大盛りで」というのはあり得ない。一人一人に応じつつ、人格の完成を目指す部分も教育だが、それはその子の学び方や学びの癖などの個性に応じることであって、我侭に付き合うことではない。

人格の完成を目指す一方で、社会に適応し、社会をよりよくしていく人を育てる。

だから、税金を投入して行っている。これが公共サービスと言う意味なのだ。

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