池田紀行@トライバル

ソーシャルメディアに強いトライバルメディアハウス代表。マーケティングに関する著書・共著書多数。年間講演回数50回以上。ウィンドサーフィン、サーフィン、ワーゲンバス、キャンプ、登山、DIY、ロードバイクが大好きな49歳。鎌倉稲村ヶ崎在住。6/20に『売上の地図』出版しました!

池田紀行@トライバル

ソーシャルメディアに強いトライバルメディアハウス代表。マーケティングに関する著書・共著書多数。年間講演回数50回以上。ウィンドサーフィン、サーフィン、ワーゲンバス、キャンプ、登山、DIY、ロードバイクが大好きな49歳。鎌倉稲村ヶ崎在住。6/20に『売上の地図』出版しました!

    マガジン

    • 池田紀行のマーケ飯

      トライバルメディアハウス代表のワタクシ池田が、さまざまなフィールドの第一線で活躍されている方とご飯を食べながらカジュアルに議論する企画です。

    • インフルエンサーマーケティング2.0

      「インフルエンサーを ”買う” 時代」の終焉。インフルエンサーとの関係は、バイイングからリレーションへ。

    記事一覧

    【続】『これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない』▶15業界のEvoked Set(想起集合)およ…

    書籍出版翌日に大幅増刷が決まり、だいぶ緊張している今日このごろです。 本記事では、大幅増刷御礼企画として、トライバルメディアハウスが2022年2月に延べ15,000人を対…

    想起集合や第一想起を獲得するために「記憶の多重貯蔵モデル」を理解しておこう

    以前書いた想起集合や第一想起の記事がとても読まれているので、その続編として(想起集合や第一想起を形成する「記憶のメカニズム」についてまとめておきます。 ※ 新刊…

    売上を左右する20のヒントをまとめた書籍『売上の地図』を出版します!!(→前書きを全文公開)

    久しぶりに本を出版することになりました。最後の書籍出版から8年、単著では10年ぶり。 テーマは「売上」、タイトルは『売上の地図』です。 この本を書こうと思った背景…

    ほとんどのマーケティング担当者が誤解しているソーシャルメディアの「真の力」

    SNSもソーシャルメディアも、プロモーションやPRに活用することがアタリマエの時代になりました。 一方で、多くの企業は、まだまだ狭義(狭い世界での)の活用しかできて…

    「無知の知」は大事だけど、もっと大事なのはその次の「学びの知」だと思うよ、というお話

    みなさん、「無知の知」は知ってますね。「自分が何を知らないかを知っている」状態です。ソクラテス大先生が提唱したものですね。 これがないと根拠のない万能感に浸り、…

    「お前、デザインわからないならデザイナーの後ろで作業ずっと見てろ」と言われ、素直にやってみたらすごい気づきがあった思い出

    20年ほど前、フリーランスでマーケティングコンサルタントをやっていた頃、お世話になっていた(社員10人くらいの)デザイン事務所の社長から、「池ちゃん、うちもマーケテ…

    ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件

    このテーマは、あまりウケがよくないと思いますが最近のマイブームなので書きます。 まず、最近ビビビッと来たこの記事。 PwC Japanの坂野さんと、エーザイ専務執行役CFO…

    開発した情報共有ツールを使いまくってみたら驚愕の結果が得られたので、僭越かつ手前味噌ながら自慢させてくれ

    何が起こったのか?自社で開発した情報共有ツール welog(ウィーログ)を全社員で約一年間使ったところ、なんと、会議時間が年間7,700時間 → 5,100時間と2,600時間(33%…

    売上を拡大したいなら、カテゴリーエントリーポイントを増やせ!!

    強いブランドは、なぜ強いのか。 多くの人が買い続ける商品、多くの来店客を獲得しているお店、多くの旅行者が訪れる旅行地には、カテゴリーエントリーポイントが多いとい…

    「お金持ちになりたい」「何者かになりたい」がほぼ一生かなわない理由

    お金、欲しいですね。何者かになりたいですよね。 でも、そのままだとほぼその夢(目標)はかないません。なぜなら、その目標は粒度が荒いからです。いま風に言えば、解像…

    「”努力できることそのもの”が才能である」という主張と誤謬、からのやっぱり自律型人材が最強だよね、というお話

    僕は、漫画「はじめの一歩」に出てくるジムの会長・鴨川源二が鷹村に贈った「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし!成功した者は皆 すべからく努力しておる」とい…

    同じ仕事でも「義務」と感じながらやっている人よりも「権利」として取り組んでいる人の方が明らかに幸せそうだよね、というお話

    今日、子どもが成人して子育てが一段落した人生の先輩スタッフ(女性)から「池田さん、子育て楽しそうだよね。私のときは(いろいろ忙しかったから)”やらされている感”…

    特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話

    僕たち夫婦は、2019年1月に、特別養子縁組で生後5日の男の子を授かりました。僕が46歳、奥さんが44歳のときです。 僕が特別養子縁組を決断するためには、「血のつながった…

    バズによって売れるものと売れないもの

    当たり前のことを書きます。 バズることで売れるものと売れないものがあります。 バズの目的が短期的な話題化ならいいけれど、マーケティングコミュニケーションのKGIは…

    人生で最高の500円の使い方、教えます。

    みなさん、毎日、毎月、それなりにお金、使ってますよね。 でも、その中で、本当に意味のある、有意義で、心の底から充足感を得られる使いみちって、どのくらいあるでしょ…

    社員のインフルエンサー化は「ネットワーク」と「コミュニティ」の違いを間違えると失敗しますよ

    先日書いたインフルエンサーマーケティングの記事に関連して、社員のインフルエンサー化の話が出たので、それについても所感を述べておきます。 まず、社員のインフルエン…

    【続】『これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない』▶15業界のEvoked Set(想起集合)および第一想起ブランド調査結果大公開!!

    書籍出版翌日に大幅増刷が決まり、だいぶ緊張している今日このごろです。

    本記事では、大幅増刷御礼企画として、トライバルメディアハウスが2022年2月に延べ15,000人を対象に実施したEvoked Set調査2022の調査結果を大公開しちゃいます。

    宣伝、(狭義の)PR、販促の役割はメンタルアベイラビリティを最大化させること売上は、バイロン・シャープ氏が『ブランディングの科学』の中で提唱している

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    想起集合や第一想起を獲得するために「記憶の多重貯蔵モデル」を理解しておこう

    想起集合や第一想起を獲得するために「記憶の多重貯蔵モデル」を理解しておこう

    以前書いた想起集合や第一想起の記事がとても読まれているので、その続編として(想起集合や第一想起を形成する「記憶のメカニズム」についてまとめておきます。

    ※ 新刊『売上の地図』の紙面の都合上、カットされたボツ原稿であることは内緒です

    記憶のメカニズム前記事で、想起集合が「何かのニーズが顕在化したときに頭の中で純粋想起される好意的な選択肢の集合体」であり、想起集合に入っていなければその時点で(ほぼ

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    売上を左右する20のヒントをまとめた書籍『売上の地図』を出版します!!(→前書きを全文公開)

    売上を左右する20のヒントをまとめた書籍『売上の地図』を出版します!!(→前書きを全文公開)

    久しぶりに本を出版することになりました。最後の書籍出版から8年、単著では10年ぶり。

    テーマは「売上」、タイトルは『売上の地図』です。

    この本を書こうと思った背景は、企業のマーケティングに20年以上関わってきた中で、いまだに多くの現場で「で、それやったらどのくらい売れるの?」(現場担当者の声→そんなことがわかるんだったら教えてくれよ…)とか「キャンペーンが失敗したから売れなかったじゃないか!」

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    ほとんどのマーケティング担当者が誤解しているソーシャルメディアの「真の力」

    ほとんどのマーケティング担当者が誤解しているソーシャルメディアの「真の力」

    SNSもソーシャルメディアも、プロモーションやPRに活用することがアタリマエの時代になりました。

    一方で、多くの企業は、まだまだ狭義(狭い世界での)の活用しかできていないようにも思います。

    本記事では、いま起こっているソーシャル化の本質(あらゆるモノやコトに「人と人のコミュニケーション」が介在することによって価値の本質が変わること)を理解し、狭義のSNSマーケティング、ソーシャルメディアマーケ

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    「無知の知」は大事だけど、もっと大事なのはその次の「学びの知」だと思うよ、というお話

    「無知の知」は大事だけど、もっと大事なのはその次の「学びの知」だと思うよ、というお話

    みなさん、「無知の知」は知ってますね。「自分が何を知らないかを知っている」状態です。ソクラテス大先生が提唱したものですね。

    これがないと根拠のない万能感に浸り、勘違い野郎、井の中の蛙、裸の大様になっちゃうよ、というやつです。

    「無知の知」がないということは、「自分が知らないことを知らない(自分が知らないことに気づいていない、自分が知らないことを自覚していない)」ということなので、考えてみるとと

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    「お前、デザインわからないならデザイナーの後ろで作業ずっと見てろ」と言われ、素直にやってみたらすごい気づきがあった思い出

    20年ほど前、フリーランスでマーケティングコンサルタントをやっていた頃、お世話になっていた(社員10人くらいの)デザイン事務所の社長から、「池ちゃん、うちもマーケティングの提案を強化していきたいから役員として手伝ってよ」と言われ、デザイン超絶門外漢の僕が突如デザイン事務所の役員を務める、ということがありました。

    その会社は大手メーカー商品のネーミングやパッケージデザインを手掛けることも多く、最初

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    ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件

    このテーマは、あまりウケがよくないと思いますが最近のマイブームなので書きます。

    まず、最近ビビビッと来たこの記事。

    PwC Japanの坂野さんと、エーザイ専務執行役CFOにして早稲田大学大学院会計研究科客員教授も務める柳さんの対談記事です。

    コンサルファームのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)と企業のCFOがESGと財務の話をしている時点で、大半のマーケターが「あ、この記事は自分

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    開発した情報共有ツールを使いまくってみたら驚愕の結果が得られたので、僭越かつ手前味噌ながら自慢させてくれ

    開発した情報共有ツールを使いまくってみたら驚愕の結果が得られたので、僭越かつ手前味噌ながら自慢させてくれ

    何が起こったのか?自社で開発した情報共有ツール welog(ウィーログ)を全社員で約一年間使ったところ、なんと、会議時間が年間7,700時間 → 5,100時間と2,600時間(33%)短縮され、大幅なコスト減(金額に換算して3,208万円の削減)につながりました。

    ある程度の効果は出ると踏んでいましたが、正直、ここまでとは思っていなかった。

    ということで、年間のミーティング時間を2,567時

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    売上を拡大したいなら、カテゴリーエントリーポイントを増やせ!!

    売上を拡大したいなら、カテゴリーエントリーポイントを増やせ!!

    強いブランドは、なぜ強いのか。

    多くの人が買い続ける商品、多くの来店客を獲得しているお店、多くの旅行者が訪れる旅行地には、カテゴリーエントリーポイントが多いという共通項があります。

    カテゴリーエントリーポイント(CEPs:Category Entry Points)とは、誰かが何かを食べよう、飲もう、行こう、買おうと思ったときに想起される入口(の数)を指します。

    たとえば、国内旅行先。

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    「お金持ちになりたい」「何者かになりたい」がほぼ一生かなわない理由

    「お金持ちになりたい」「何者かになりたい」がほぼ一生かなわない理由

    お金、欲しいですね。何者かになりたいですよね。

    でも、そのままだとほぼその夢(目標)はかないません。なぜなら、その目標は粒度が荒いからです。いま風に言えば、解像度が低い、とも言えます。

    問題点と課題の違い目的を達成する構造を整理しておきます(目的と目標の違いはあとで整理します)。

    ①目的:なぜそれを成したいのか、なぜそういう状態になりたいのか
    ②現状:現在の状態
    ③問題点:①と②のギャップ(

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    「”努力できることそのもの”が才能である」という主張と誤謬、からのやっぱり自律型人材が最強だよね、というお話

    「”努力できることそのもの”が才能である」という主張と誤謬、からのやっぱり自律型人材が最強だよね、というお話

    僕は、漫画「はじめの一歩」に出てくるジムの会長・鴨川源二が鷹村に贈った「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし!成功した者は皆 すべからく努力しておる」という言葉が大好きです。

    自分が、できる限り近道かつできる限り短時間で、できる限り効率的に、最大のアウトプットを出そうとする昨今の風潮に対し、「いやいや!血反吐吐きながら努力しなきゃ一般人がジャイアントキリングなんて起こせないでしょ!」と昭

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    同じ仕事でも「義務」と感じながらやっている人よりも「権利」として取り組んでいる人の方が明らかに幸せそうだよね、というお話

    同じ仕事でも「義務」と感じながらやっている人よりも「権利」として取り組んでいる人の方が明らかに幸せそうだよね、というお話

    今日、子どもが成人して子育てが一段落した人生の先輩スタッフ(女性)から「池田さん、子育て楽しそうだよね。私のときは(いろいろ忙しかったから)”やらされている感”満載で、子育てを楽しむ余裕なんてなかった。羨ましいな。私も、もう一度子育てしたい(笑)」という話を(茶目っ気たっぷりに)されました。

    確かに、いまよりもワンオペ育児が(悪い意味で)一般的だった当時の社会環境の中で、仕事をしながら育児をする

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    特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話

    特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話

    僕たち夫婦は、2019年1月に、特別養子縁組で生後5日の男の子を授かりました。僕が46歳、奥さんが44歳のときです。

    僕が特別養子縁組を決断するためには、「血のつながった実子を諦めること」と、「血のつながらない子を一生愛し続ける」という2つの覚悟を同時に行う必要がありました。

    それは、とてつもなく大きく、腰が引けてしまうもので、決断するまで、たぶん10年近くは悩んだと思います。

    そんな(情け

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    バズによって売れるものと売れないもの

    バズによって売れるものと売れないもの

    当たり前のことを書きます。

    バズることで売れるものと売れないものがあります。

    バズの目的が短期的な話題化ならいいけれど、マーケティングコミュニケーションのKGIは、売上につながる意識・態度・行動変容のはずだから、「話題化」は手段であって目的ではありません。

    だから、「話題化のためのバズ」も、本当は変(というか駄目)。

    KGIは、Key Goal Indicatorの略で、重要目標評価指標を

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    人生で最高の500円の使い方、教えます。

    人生で最高の500円の使い方、教えます。

    みなさん、毎日、毎月、それなりにお金、使ってますよね。

    でも、その中で、本当に意味のある、有意義で、心の底から充足感を得られる使いみちって、どのくらいあるでしょう。

    お財布の中身を見て(もしくは電子マネーの残高を見て)「あれっ!なんでこんなに少ないんだ…」と、何に使ったのか覚えていないものも多いのではないでしょうか。

    そんなあなたに、人生で最高の500円の使い方、教えます。

    使う金額は50

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    社員のインフルエンサー化は「ネットワーク」と「コミュニティ」の違いを間違えると失敗しますよ

    社員のインフルエンサー化は「ネットワーク」と「コミュニティ」の違いを間違えると失敗しますよ

    先日書いたインフルエンサーマーケティングの記事に関連して、社員のインフルエンサー化の話が出たので、それについても所感を述べておきます。

    まず、社員のインフルエンサー化は、確実に来る流れだと思っています。これは、ほぼ間違いない(というか、その流れはすでにリファラル採用やベンチャー界隈のマーケティング領域で顕在化してますしね)。

    ただし、これはすべての企業(特に日本を代表する大企業)に例外なく訪れ

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