書を捨てよ、ウクレレを弾こう


ウクレレという楽器に向き合って一年が過ぎた。

持ってはいたけどほんと真面目に向き合ってなかったと言うか、コードもいちいちコード表を使わないと追えない位の感じで。

持ってはいたけど使わなかった。

そんな私がウクレレにちゃんと向き合おうと思ったのは
私がやってるポッドキャストで十勝のウクレレ若大将
ukulelesammyさんを取り上げた事がきっかけだ

この方の奏でる音がまあ、柔らかかったのである。ポッドキャストのBGMで流してるのがサミーさんの1発録り音源なのでぜひ聴いてみて欲しい。

この時期は仕事で殺伐とする時期で割とストレスも溜まりがち。そんな私にウクレレの音色は

あまりにも沁みた

自分の音で自分をヒーリングできたら良いなと始める事にしたのである。

せっかく始めるのだからとウクレレも購入した。

札幌発QUIAMのthroughneck concert f
トップ以外は全て削り出しの構造。

ウクレレを購入するに当たって迷ったのがスケールの問題。
ソプラノ
コンサート
テナー
バリトン
とあるのだけれどコンサートタイプを選択する事に。

ソプラノだと俺の指じゃ少し小さい。
コンサート辺りが1番しっくりくる感じがした。

ちなみに買う時も十勝のウクレレ若大将ukulelesammyさんには大変にお世話になりました。

2本取り寄せて貰って弾き比べて購入。
とんでもなく音が飛ぶと言うか、前に出る感じで、購入してからと言うもの楽器屋で同モデルを見かけたら手に取って弾いてみるのだけれど、同じ特性の個体に当たった事がない。

それだけ特殊って事なのか

買ったからには後には引けぬと練習の日々。

やるからにはウクレレ一本でライブしたいなと言うのがありまして。

しかしなかなかに難しい。

ギターやってたら弾けると言うものでもない

基本はギターの5フレットカポの1-4弦なのでギターと親和性はあるのだけれど、

鳴らすのが難しい。

ギターと同じ強さのストロークだとまず鳴らなくて、

Gのコードだとこの強さで良いがFだとちょっと弱めの方が綺麗に鳴るとか

適切な右手の入力がコード毎に違う

という感じで。(いやギターもあるんだけどもっとウクレレは顕著というか)

ストロークも人差し指で行くのが良いのか中指も使うのか。
アップは親指使うのか人差し指だけか

それよりもなによりも

ロールストロークマジむずい!

と大苦戦を今年の前半は強いられました笑

コードも覚えるのが大変だった

しかしギターで散々苦労したのでここ乗り越えれば楽しくなるな…

ってのも分かってまして。

むしろ新たなスキルをゴンゴン習得してる感じがたまりませんでした。

ストロークに関してはギターにも生きるなぁと。ウクレレ始める前と後ではストロークの質が変わりました。少し柔らかくなったと言うか。

ライブもやりたいけどまずはウクレレ楽しむ事だなと今年は外ウクレレをめちゃくちゃやりました。

後ろがバキバキに割れてたのでジャンクだったのを直したkoalohaのウクレレ。QUIAMと比べたらかなり甘い音がします

暇さえあれば河原で弾いてました。この楽器を鳴らす事に取り憑かれてたというか。音色はストレスデトックスに一役買っていて、しんどい時は助けられました。

そのおかげか今年後半はウクレレで1ステージやる事が出来、
劇団の舞台での伴奏でも使う事が出来、
レコーディングでも弾いた。

まだまだ柔らかい音は出せてない気はするけれど、弾けば弾くほどこの楽器の持つ可能性を感じますなぁ。

ukulele、おもしろいよ

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