【JTAランキング】テニスの日本ランキングを取得する方法
2022年10月JTAの大会に出場してランキングを取得したので、方法を簡単にまとめたいと思います。
JTAランキングとは
JTAランキングとは、日本テニス協会(JTA)が集計するポイントに基づいた、テニスの日本ランキングです。JTA公認の大会に出場すると、順位に応じたポイントが付与されます。(少し前まではJOPランキングと呼ばれていたようです)
アマチュアのプレーヤーでもJTAへの登録手続きをして試合に出ることでこの日本ランキングを獲得できます。
JTAへの選手登録の方法
JTAへの選手登録は非常に簡単で、以下の条件を満たせば、WEBから誰でも手続きをすることが可能です。(私も簡単すぎて驚きました)
JTAに登録されている団体への所属
年会費(3000円)を支払う
なお、「JTAに登録されている団体」というのは、「JTA傘下の地区協会へ登録されている団体」が該当しますので、普段市民大会に出られている方はすでに要件を満たしている場合が多いです。
念の為、団体への所属がない方の対応も続けて記載します。
団体への所属がない場合
テニススクールに所属する
ある程度大きめスクールであれば、JTA傘下の地区協会(〇〇市テニス協会など)にほぼ所属しているため、所属団体として利用することが可能です。
地元のテニスサークル(クラブ)に所属する
テニスサークルなどでも、地区協会への登録を行っているところがあります。各協会のHPなどから探してみると掲載されていたり、過去の大会結果などから団体名を確認することが可能です。
(詳しくは、各団体に問い合わせるなどで確認してみてください)
JTA公式のテニス大会への参加
WEBからの登録を終えると、JTAのシステムへのログインが可能になります。ここから、大会を検索して試合にエントリーすることが可能です。
JTA公式大会へのエントリー
JTAのシステムから「トーナメント」のページを開くと、以下のような条件で大会検索をする事ができます。
大会日程
種目(シングルス / ダブルスなど)
グレード(JTAの定めた大会グレード)
ほとんどの大会はそのままオンラインでエントリーと参加料金の支払いを行えるので、その辺の市民大会より楽にエントリーを済ませられます。
JTA公式大会エントリー時の注意点
大会毎に参加人数の上限が定められている為、エントリー時点では出場は確定しません。
賞金とグレードの高い大会は、ランキング上位者で出場枠が埋まり、募集締め切り後にランキング下位の選手は出場不可となってしまいます。
最初はグレードの低いJ1-1やJ2で出場枠が多い大会か、要項に「予選フリー」と記載されている大会を探すのがおすすめです。
https://www.jta-tennis.or.jp/Portals/0/resources/news/20220317tournamentgrade.pdf
JTA公式大会への出場可否の確認
大会ページに記載された、オンラインウィズドロー締切を迎えるとエントリー人数が確定し、出場可否が公表されます。
メール通知などは特に無いためこまめにチェックする必要があります
私が出場した大会の場合、開催日程の1週間前に参加が確定し、前日にドローが公表されました。
ギリギリまで開始時間が分からないため、遠方の試合にエントリーする場合は注意が必要です。
JTA公式大会への出場とポイントの獲得
大会への出場確定後は、要項に記載された会場と、ドロー記載の日時を確認して試合に参加します。
試合参加の流れ
流れ自体は、市民大会や草大会などとほとんど変わりありません。受付を済ませて、開始時間になったら対戦相手とコートに入り、ルールに則って試合を行います。
ただし、服装の規定やポイント間の秒数などは市民大会より厳しくチェックされるため、JTA公式のルールを事前によく確認しておくことをおすすめします。
試合後〜ランキング反映のタイミング
大会結果は順次JTAのシステム上に掲載されます。大会結果が確定されるとしばらく経ってからポイントとランキングの表示に変更があります。
私の場合は、大会終了が10月21日、ランキング反映が11月1日付けでした。(システム反映を確認できたのは11月2日)
おそらく、ポイントの付与は大会終了後、毎週火曜日の更新のタイミングで追加されているようです。
まとめ
JTAの大会に出て良かったこと
意外にもほとんどがシステム上で完結でき、簡単にJTAの大会出場とポイントの取得ができたのは私も驚きました。
対戦相手のレベルが高く、モチベーションも上がりましたし、何より国内ランキングが表示されるとテンションが上ります。
あまり良くないと思ったこと
ほとんどが平日の開催であるにも関わらず、参加可否や開始日時がギリギリまで決まらないため、少し参加のハードルが高いなという印象です。
このあたりが改善されると有給を使って出場してみる兼業プレーヤーが増えて盛り上がりそうな気がしました。
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