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地球散歩vol.5 富士山の麓のエコビレッジ

  1. 地球散歩とは

  2. エコビレッジですごす濃密な5日間

  3. 第五回地球散歩

  4. みんなの可能性

1.地球散歩とは

Perma Futureの一番最初の事業、「地球散歩」。これはエコビレッジで4泊5日間過ごすとっての濃密なプログラム。この第五回目をこの前開催してきた。
知らない人もいるだろうから少しだけ説明すると、私は大学3年の春休み、坂井和磨と一緒にひたすら九州の農家を巡る旅に出た。全部20か所以上の農家や農業法人を巡ったわけだが、その中に熊本県のサイハテ村や屋久島のエコビレッジがあった。そのエコビレッジの出会いが私にとっては衝撃的でそれがきっかけで和磨や小辻と一緒に今のPerma Futureを立ち上げるきっかけになった。今回のこの地球散歩は静岡県の富士山の麓にある100人のエコビレッジで行っている。このエコビレッジは本当に面白い。自給率800%達成しているというし、お財布は100人で1つだし、子供は20人くらいいてみんなとてものびのびと育っている。
幸せとか自由とか愛とか資本主義社会の中に生きている私たちの常識を一回ひっくり返してくれるようなそんな場所だ。
⇩詳しくはこちら

2.エコビレッジで過ごす濃密な5日間

みなさんは想像できますか?
100人の人達と一緒に共同生活をするということや
お財布もみんなと共有するということ
そのコミュニティの中で自分の役割を全うするということ
子どもは社会の子どもとしてみんなで育ているということ
このエコビレッジは今までの当たり前だと思っている価値観を一度ひっくり返してくれる。だから最初はみんなここにきてちょっと戸惑うんだよね。
自分が今まで信じてきたものが間違っているのかもしれない。
こんな生き方があるということをそもそも知らなった。
幸せって自由って愛ってなんなのか
笑いあり涙ありの濃すぎる5日間が地球散歩だ。
池田の文章力ではちょっと説明できない領域で、これは実際に行かないとわからないものなんだ。それも1泊2日とかではわからない。最低でも3日はいないと宗教だとかカルトだとか偏見をこじつけて終わってしまうんだ。

3.第五回地球散歩

どの回の地球散歩もとても濃密なものであるが、今回の第五回も私にとってとても残るものになった。
というのも正直私はこの第五回目をもって地球散歩自体は最後にしようかなという気持ちでやっていたからだ。いくつか理由はあるが、一番大きな理由はキャパの問題かな、Perma Futureがちゃんと会社化していくにあたり、収益性のない事業に社長の池田が5日間出てしまうのはちょっと大きい…。
けれど実際に五回目を開催して思うことは、地球散歩は最高に楽しく、最高に意義深いということだ。
参加者1人1人の心情の変化や、成長に寄り添うことができること。
エコビレッジの子どもたちが来るたびに成長していること。
そしてその子たちにとってもこのプログラムがひとつの楽しみや学びにつながっていること。
エコビレッジの存在を理解し、知っている人たちが世の中に増えていくこと
これら一つ一つが最初は小さなものかもしれないけど、将来絶対生きてくるような気がしてならない。
だからどんな形であれ地球散歩は続けていきたいと今では思っている。
事業という形でなくても研修とかでもいいし、なんでも続けることに意味がるのかもしれない。

4.みんなの可能性

私はエコビレッジに無限大の可能性を感じている。
エコビレッジにいると今の資本主義の中で生じているほぼすべての社会課題が解決しうるんです。貧困問題、孤食の問題、環境問題、食糧問題、老後の問題、福祉的な問題。地球散歩に参加してくれている人はわかると思うけど
エコビレッジだと全部クリアしているんだよね。これってさすごくない?
逆にいかに今の資本主義社会が自然の摂理に反しているかを物語っていると思うんだよね。
僕はよく環境問題を取り扱っている人と認識されることが多くあるけど、違うんです。僕が扱っているのは人間の「幸福」の問題なんです。
エコビレッジに住んでいる人みたいに身近な人や自然のつながりを意識して暮らしている人はなぜか幸福に見えるし、その生き方は、地球環境にも人のコミュニティ社会になんの害も及ぼしていないんだ。つまり幸福を追求したら結局地球に優しい生き方にむずびつくというだけの話。そのロールモデルがエコビレッジにはある。そして同時に地球散歩に参加してくれたみんなにとてつもない可能性を感じている。エコビレッジを知っている。こんな場所があるということを知っているだけでこれから描く理想の社会像がより明確に見えるんじゃないかと思うんです。理想の社会を描き、よりよい地球を創っていくためにこれからも活動していこうと思います。


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