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夏休みのテニスコートで

夏休みになり友人達と朝まで徹夜でマージャンした帰り道、ふと財布が無いことに気づき、電車に乗れないことが発覚しました。仕方なく、その時の面子で、ギリギリ歩いていける友人宅に行くことにしました。
何度か行ったことのある友人のアパートは2階建ての1階の真ん中にあり、玄関ベルを鳴らして待つこと数分・・・そしてもう一度鳴らしてみるが反応無し・・・もしかして帰宅していないのか、それとも朝まで徹マンで爆睡しているのか・・・それならば、窓をコンコンしてみようとアパートの裏手に回ってみました。

高さ2mほどの金網のフェンスにさらにゴルフの打ちっ放しのようなネットの張ってある通路は、辛うじて人一人が何とか通れる程度で目的の友人の部屋の裏手に到着・・・腰ぎりの手摺りをヒョイと跨ぎベランダに入りカーテンの閉まった窓をコンコン・・・コンコン・・・でも、応答はありませんでした。

途方に暮れていると、金網のフェンス越しに威勢の良い若い女子の声が聞こえてきました。フェンスの際には2~3m級の木が垣根のように植えてあり、でも友人のベランダはちょうど木と木の間にあって、地面から50cm位は幹だけで枝葉も無く、ベランダにしゃがむとポッカリと空いた空間からテニスコートが見えました。立ち上がっても、枝葉の隙間から何とか中の様子は確認できます。
しばらく様子を見ていると、jcたちの朝練が始まったようで、先生らしき大人は見受けられません。そして直ぐに、テニスボールがコロコロとフェンスに転げて来ました。

僕はそれを見た瞬間、むらむらっとRの血が騒ぎ始めました。徹マンで寝ていない為か、Pは直ぐにギンギンになりました。
僕はそこで服を全て脱ぎ捨て、ちょうどそこにあった、どれだか干していたのか分からない煤けたタオルを手に取り、如何にもシャワーを浴びて出て来ましたという感じを演出しました。
フェンス際にはコロコロ・・・コロコロ・・・と引っ切りなしにボールが転げて来て、その度に額に汗したjcがボールを拾いに来ています。
でも、練習に夢中の彼女らは、なかなかこちらに気づく気配はありません。
そこで僕は、ボールが転げて来た時に、タオルを腰の辺りでパタパタさせてみました。その度に勃起Pがタオルに擦られブルンブルンと揺れまくっています。

すると足速に駆けてきた一人のjcがフェンスの手前5m位から歩き出し、ゆっくりと近づいて来ました。jcが腰を屈め、ボールに伸ばした手が一瞬止まり、そして慌ててボールを拾って走り去りました。その後ろ姿を追っていくと、わざわざ向こうのコートに居るjcの所に駆け寄り、身振り手振り・・・腰のところでタオルをパタパタさせるような・・・で話しています。その相手のjcは口の所に両手を当てて聞きながら、こちらを見ています。
そしてそれが伝染するのは、あっという間で、伝言ゲームのように次々に伝わっていきました。
ただ、まだ初心なjcたちだったのか、大袈裟に騒ぐことは無く、練習は続行されました。
なので、それからもボールが転げて来ても、jcたちは何らか変わらずに拾いにやって来ました。

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ふ~ん、むっつりなんだ!